キララクアスカガディアミリムウマリュシンステイザフレレイルナ
年末年始企画




キラとラクスの正月




「困りましたわ……」
「どうしたの?」
「あ、キラ。実は……昨年と同じ感覚でおせちを作ってしまいまして……」
「うわ、すごい量だね」
「わたくしとキラだけでは食べ切れませんわよね?」
「うーん……さすがに、ちょっと無理かな」
「評議会も数日ありませんから、お配りすることもできませんし……」
「――そうだ!イザークやシンたちを呼んで、みんなで食べよう?確か、『今日は一日ゆっくり過ごす』みたいなこと言ってたし」
「ですが、ご迷惑なのでは……」
「大丈夫だよ。ラクスの手料理が食べられるんだから、喜び勇んでやって来るって」
「……買い被り過ぎですわ」
「ラクスは過小評価し過ぎ。とにかく、ここであれこれ悩んでても料理が減るわけじゃないし、呼ぶからね?」
「…………わかりましたわ。お願いします」




――こうしてプラント在住の知人は、正月早々クライン邸へ(笑) -△-





アスランとカガリの正月




「いくぞーーー!」
「……はいはい」
「はっ!」(カコーン!)
「…………」(コーン)
「よっ!」(スコーン!)
「…………」(コーン)
「――ちょっとストップ!!」
「……なんだ?」
「本気でやれアスラン!緩い玉しか返ってきてないじゃないか!」
「だが……落としたら、そこの墨と筆で顔に落書きするゲームなんだろ?」


「なんだそのいかにも『俺が本気出したらおまえが困るじゃないか』って顔は!!(怒)」




負けず嫌いが二人揃えばこんなものです。 -△-





ディアッカとミリアリアの正月




「イ・ヤ!」
「そう言わずに!な?この通りっ!」
「嫌ったら嫌!なんでわざわざ動きにくい着物着て初詣行かなきゃいけないのよ!」
「俺が見たいから!」
「却下!!」
「ミリィ〜!着付けなら俺がやるから!!」
「しつこいっ!!!」




でも、最後はディアッカのお願いを聞いちゃうミリィ。 -△-





ムウとマリューの正月




「綺麗な日の出ね……」
「確かにな。ま、君の方がずっと綺麗だけどね?」
「はいはい」(くすっ)
「……そう、さらっと流されると微妙なんだけど…………それはともかくとして、数年振りに見たよ、初日の出」
「あら、そうなの?」
「ああ。わざわざ早起きしてまで見たいものじゃなかったんでね」
「……だったら、付き合わせて悪かったかしら?」
「ばーか。マリューと一緒に見る初日の出なら、早起きする価値ありでしょ」
「……………………もうっ/////」




スラスラ口説き文句吐くムウさんしか思いつかないのは何故・・・(滝汗) -△-





シンとステラの正月




「げ……また『一回休み』……」
「シン、これで3回目」
「うう……俺、昔っからくじ運とか悪いんだよなぁ」
「次、ステラね?」
「うん」
「……えいっ」

コロンッ コロコロ

「4だね」
「……いち、に、さん、よ――…あ」
「?どうしたの??」

「ステラ、結婚する」


「ダメだぁぁぁぁぁぁぁぁぁあぁぁぁぁぁっ!!!」(絶叫)




でもって、子供ができる度にまた絶叫するんですよ、彼は(笑) -△-





イザークとフレイの正月




「…………………………」
「…………………………」
「…………………………」
「…………………………」
「………………な、何よっ!言いたいことがあるなら言えば!?」
「……………………言っていいのか?」
「や、やっぱりちょっと待って!!心の準備するから!!」
「わかった、10秒だけ待ってやる。10・9・8・7――」
「え?ちょ、そんな短時間じゃ無――」
「時間切れだ。ってことで言わせてもらうぞ。
まず黒豆が煮過ぎでドロドロ。田作りは炒め過ぎてもはや墨。伊達巻は『巻く』以前の問題。鰊昆布巻きも煮過ぎだ。酢れんこんは厚過ぎ。鮭西京焼も焦げ――」
あーーーもーーーっ!!男のクセにうるさいわね!!小姑みたいっ!」
開き直るなっ!!伊達巻はともかく酢れんこんや田作りは失敗率の低い料理だぞっ!?」
「料理は苦手なのよっっ!!」
「『料理』の間違いだろうがっ!!!」




――とか何とか口喧嘩しているところにキラからのお誘いが、ってオチで。 -△-





レイとルナマリアの正月




――カンッ

「っもぉ〜〜〜〜〜!!また取られたっ」
「お前は力を入れすぎなんだ。だからテーブルの外に落ちたり、狙いを外したりする」
「わかってるわよ!その力の調整が難しいのっ!」
「……そうか」
「う゛う゛……射撃が下手なのは自覚してたけど、まさかお弾きまでなんて……」
「………………射撃の腕とコレは別問題だと思うが」




ってか、何故に二人でお弾きなんぞすることになったのか知りたい。(←ぇ) -△-