キララクアスカガディアミリムウマリュシンステイザフレレイルナ
年末年始企画




キラとラクスの年越し




「……ねえ、ラクス」
「何ですか?」
「家の大掃除をする前に、片付けなきゃいけないモノがあると思うんだけど……」
「?片付けなくてはいけないもの――ですか?」
「うん」
「仕事は終わらせていますし……(思案中)……わかりませんわ」
「まあ、『片付ける』と言うよりは『黙らせる』なんだけどね」
「??ますますわかりませんわ、キラ」
「――あのね?ラクス」




「この大量のハロを停止しないと掃除どころじゃないんだよね」




……いや、だって邪魔でしょ?掃除するときに周りをピョンピョンされたら。 -△-





アスランとカガリの年越し




「よし!さくさく作るぞー!」
「……カガリ。お前、蕎麦なんて作れたのか?」
「いや、初めてだ」
「………………そもそも、何で蕎麦を作る気になったんだ?」
「大晦日にすることといえば、大掃除≠ニ年越し蕎麦≠セろ?でも大掃除はメイド達が終わらせちゃってたから、せめて蕎麦は自分で用意したくて。厨房に行ったらちょうど作ろうとしているとこだったから、やらせてくれと頼んだ」
「………『押し切った』の間違いだろ………」
「?何か言ったか?」
「いや、別に。とにかく、作るんだったら俺も手伝うよ。麺類の料理は結構体力使うし」
「大丈夫だって!腕力と体力には自信ある!アスランはゆっくりしてろ。な?」
「あのなぁ……カガリの方こそ、休まないといけない立場だろう?」
「いいんだ。これは私が好きでやることなんだから」
「俺だってそうだ。好きでカガリの手伝いを申し出てる」
「う゛…」
「二人で作ればその分早くできるし、それから一緒に休めばいいだろ?」
「…………わかった。じゃあ、一緒に作ろうな!」
「ああ」




たまにはアスランにも良い想いを(笑) -△-





ディアッカとミリアリアの年越し




「ミリィー、これはドコに移せばいいんだー?」
「そっちの角」
「リョ〜カイ」
「あっ!そこの足元気をつけて!」
「うをっ!?……っとー、危ねー」
「はぁ〜〜〜〜…良かった、カメラ壊れなくて……」
「……もしもし、ミリィさん。少しは俺の心配もしていただけませんかね?」
「あー、はいはい。ディアッカも無事で良かったワ」
「………………ミリィ(涙)」




……ごめん、ディアッカ。楽しい。(笑) -△-





ムウとマリューの年越し




「……どこ行くつもり?」

ビクゥ!

「…………マ、マリュー……」
「この忙しい時に、どこ行くつもり?」(にっこり)
「い、いや……ちょ、ちょっとだけ息抜きしてこようかなー?ってさ」
「そう。じゃあ、休憩した後は今まで以上に働いてね?今年はキラ君とラクスさんがいない上に、子供たちが増えて色々と大変なんだから」(にっこり度UP)
「……………………スミマセン、続けて働きます」




カカア天下万歳。 -△-





シンとステラの年越し




「……シン」
「何?ステラ」
「この音……なに?」
「音?――ああ、除夜の鐘か」
「??『じょやのかね』?」
「うん。人には108の煩悩があるって言われてて、それを除去するために、ああやって鐘を108回撞くんだ」
「???……よく、わかんない」
「まあ、別にわかんなくてもいいようなことだし、気にしなくていいよ」
「……うん」




オーブは日本風味ということで・・・ -△-





イザークとフレイの年越し




「ちょっと!どうしてそこの雑誌捨てるのよ!?」
「溜めすぎなんだ貴様は!!ちょうどいい機会だから捨ててしまえっ!!」
「やめてよね!気にいった特集とかあるから捨てずに置いてるのよっ!!」
「ならそこだけ切り取っておけ!邪魔で敵わん!!」
「『邪魔』ぁ〜!?それならあんたが集めてる不気味なお面とか捨てなさいよ!!」
「な…っ!?あれらは大切な資料だっ!」
「なぁにが『大切な資料』よ!どう見てもガラクタじゃない!!」
「物の価値がわからん女だなっ!!」
「あんたにだけは言われたくないわよっ!!!」




うわーい、ケンカップルー。 -△-





レイとルナマリアの年越し




「…………う゛う゛〜〜」
「手が止まってるぞ、ルナマリア」
「だってぇ〜〜〜!面倒なんだもん!」
「普段から片付けておかないからすることが多くなるんだ」
「レイが几帳面すぎるのよっ!」
「俺が几帳面かどうかは問題ではない」
「そ、そうかもしれないけど……」
「……俺も手伝っているんだ。一人で片付けるよりは早く終わる」
「………………うん…………ありがとう……」




絶対レイの方が几帳面だ! -△-