戦士の条件 え〜・・萌えもあったんですけど、ツッコミ所がありすぎてどこから突っ込めばいいのやら(汗) とりあえず逝きます!(違) ≪アバンタイトル≫ いきなり1話からの回想…「17話じゃなくて総集編??」と思ったのは私だけですか? 目新しいことと言えば、あのユニウスセブン落下事件を「ブレイク・ザ・ワールド(Break the World)」と呼んでいることぐらいですかね。「血のバレンタイン」に続き、そのままのネーミングです。 ≪AA内≫ 海面に通信アンテナらしきものを浮かべながら潜水するAA。どうやら世界情勢を9パネル使ってつかんでいるようです。 虎「毎日毎日…気の滅入るようなニュースばかりだねぇ」 そのアンドリューさんの手には虎柄入りのコーヒーカップ。 しっかりマルキオ邸から持参したんですね。さすが砂漠の虎(笑) ←何がだ マリューさんも一緒にコーヒー飲んでますが……他のクルーには?マリューさんだけになんですか?どうなんですか隊長。 虎「何かこう、もっと気分の明るくなるようなニュースはないもんかねぇ?」 マ「水族館でシロイルカが赤ちゃんを産んだとか…そういう話?」(クス) 虎「いや…そこまでは言わんが」(苦笑気味) 場を和ませたいんですか大人二人。 いや、暗〜い雰囲気になるより全然いいんですけどね。何か脱力しました(笑) そんな二人をスルー(?)して、カガリは真面目に情勢を気にしてます。ニュースが連合の混乱のことばかりでプラントとの戦闘がどうなっているのかわからないようで。 ラ「プラントはプラントで、ずっとこんな調子ですしね」 そこでラクスの言葉と同時に9パネル右下に映し出されたミーア・キャンベルのライブ映像。しかも直後、全画面を乗っ取りました。 ≪ミーアに一言物申す≫ みぃぃぃぃぃあぁぁぁぁぁっ!!(怒) 貴様、本当にラクスを演じるつもりがあるのかーーーーーっ!! ミ「静かな〜♪(ヘイ♪)この夜に〜♪(ヘイ♪)あなたを〜♪(ヘイ♪)まぁってるの〜♪(ヘイ♪)」 歌うな踊るな回るな胸を揺らすな。 それは「静かな夜に」じゃなくて「騒がしい夜に」だ。 ≪再びAA≫ 偽ラクスに渋い表情をするAAクルー。 ラ「…皆さん、元気で楽しそうですわ」 チ「!!」 冷たい声音のラクス。チャンドラさん、思わず後ろのシートを振り返る(笑) ラクス嬢、冷笑してます。 ←もっとやって下さい ラ「…………」(じぃ〜) カ「これも…いいのか?このままにしておいて」 ラ「……(言葉につまる)」 冷たい視線で画面を見つめるラクスに問うカガリ。ラクスとしては良くないんでしょうけど(←私も嫌だ)アンドリューさん曰く、下手に動くとAAの居場所が知られるからダメなんだそうで。それは匿ってくれているらしいスカンディナヴィア王国に対しても良くない、と。 キラもそのことは納得しているようです。 AAクルーは議長に不信感を抱いてますね。さすがだvv ブレイク・ザ・ワールド後のプラントの真摯な態度に難癖つけて開戦した連合国(ブルーコスモス)を「バカ」だと言い切り、防戦のみに徹した議長を評価(その間にミーアのライブを見つめながらニヒル笑いを浮かべる議長がバックに流れてます。だから怪しいって)してます。こ・こ・ま・で・は。 マ「どう見ても、悪い人じゃないわ。――そこだけ聞けば」 カ「実際、良い指導者だと思う。デュランダル議長は。――というか、思っていた」 全「…………」 カ「ラクスの暗殺とこの件を知るまでは…アスランだってそう思ったからこそ、プラントに行くと言い出したんだし」 よしっ!!14話ではわかっていなかった「ラクス暗殺」の真意に気づいてます! ←ミーアを知れば一目瞭然だって この後キラが色々言いますが、それは後述v カ「何を考えてるのかな……議長は」 腹黒いことです。 ユーラシア西側の状況を見るとザフトを味方して地球軍討ちたくなるけど、キラが反対しているから留まってる様子。今回、キラがAAのリーダーですか? (どうでもいいけどコーヒー冷めるよ、二人とも) カ「アスランが戻れば、プラントのことももう少し何かわかると思うんだが…」 そう言って口元に左手をやるカガリの薬指にアスランの指輪がv でもね、カガリ。実はすでにアスランはオーブに戻っていたんですよ?そしてスクランブルかけられました(笑) 更に彼はあなた達以上に何も知りません(爆) カ「一体何をやってるのかな……あいつ」 ミネルバにいます。 キラは車内でのアスランの苦悩を思い出し、渋い表情してますね。「騙されてるんじゃないかな…」とでも思ってるのでしょうか?(笑) ≪キララクv≫ わざわざAAと分ける必要ないですが、愛の深さ故にvv(蹴) ミーアの映像を見て嫌そうに瞳を閉じるキラ。 恐らく彼の心情は、「僕のラクスはこんなんじゃない…」ですv ←マテ 上記のカガリやアンドリューさんの発言時もジトーっと画面見つめてます。それはもう不機嫌そうに。 (そのキラを見ているノイマンさんに萌えていたことは秘密ですv) (カガリが「アスラン云々」言った後) キ「…じゃあ、誰がラクスを殺そうとした?」 カ「(言葉につまる)」 キ「そしてこれじゃあ、僕には信じられない……(ミーア見つめながら)そのデュランダルって人が」 ラ「キラ…」 キララク萌えvv キラの基準はラクスです。 ←その後の「皆を騙して…」は無視か? ≪ミネルバ格納庫≫ MSのOSか何かを見ているルナマリア。 わからないことでもあったのか、視界に入ったアスランを呼びながら駆け寄ります。 ル「ザラ隊長!」 ……聞きました?皮肉のこもっていない隊長呼びです(笑) その二人から、仕事しているヨウラン&ヴィーノへと移行。 ヴ「でも、いいよなぁ〜軍本部の奴ら。ラクス・クラインのライブなんて、ほんと久しぶりだもん。俺も生で見たかったぁ」 ラクス本人じゃないから。 ヨ「けど、だいぶ歌の感じ変わったよな、彼女」 だから本人じゃないからね。 ヴ「ああ、うん」 ヨ「俺、前々から今みたいな方がいいんじゃないかと思ってんだけどさぁ。なんか、若くなったって言うか…カワイ〜よなぁ、最近」 それは何か?ラクス本人は若くないと?そして可愛くなかったと? ヴ「それに今度、衣装もなぁんかバリバリ!?」 なんだソレは。 ヨ「そうそう!そしたらさぁ胸、結構あんのなぁ……今度のあの衣装のポスター、俺絶対欲しい!」 胸が本人よりあるのは認めよう。 結論。ファンを名乗るな貴様ら。 どう見ても本人じゃないだろ!?貴様らの目は節穴かーーーっ(怒) その二人の背後からやってくるアスラン。ビックリする二人に、セイバーの整備ログを要求。ヴィーノが渡して、穏やかに「ありがとう」と言って去る後姿に深い溜息(←安堵か?)をつく二人。 ヴ「婚約者だもんな〜〜〜いいよなぁ…」 ヨ「チェッ。ケーブルの二、三本も引っこ抜いといてやろうかぁ?セイバー」 ア「……聞こえてるぞ?二人とも」 二「「げぇっ!?」」 ア「さっきのも全部」(少し強調) 二「「あ゛あ゛っ!スミマセンスミマセン!」」(ペコペコ) まず否定しろよアスラン。ていうか、まだプラント市民は婚約解消の事実を知らないんですか?……何やってたんだ、二年間。 それにヨウラン。セイバーに八つ当たりしてどうする(笑) それでいざ戦闘になったときに困るのは君達では? それを見ていたらしいシンと目が合い、露骨に逸らされたアスランは穏やかに微笑みます。「子供だな〜」とでも思ってるんでしょうね(笑) 二人を見ていたルナマリア。遠くからアスランを見るシンに声かけます。 ル「睨んでばっかいないで、言いたいことがあれば言えばぁ?ガキっぽすぎるよ、そんなの」 シ「……」(スネてます) ……シン、君は何歳児だ。ちょっぴり可愛く見えたよ。 前回毒吐きまくったので誤解されてるかもしれませんが、私、シン君嫌いじゃないですよ?今現在の言動が気に食わないだけで(笑) 二人をそっと見つめるレイが保護者に見えたのは何故?? その後、通路に出ながら「シンの気持ちもわかるけど」と宥めるルナマリアにやはり反発するシン。「ルナには関係ないだろ」と言って一人スタスタ歩いていくシンと、彼を見て頬を膨らませるルナマリアを見つめるレイが、やっぱり保護者に見えます(笑) ≪マハムール基地≫ タリアさんとアーサーさんとアスランが名乗ります。「アスラン・ザラ」の名に基地の皆さん反応してましたが……やっぱり有名人なんですねー。 そしてここでもコーヒーか。何もないけど、豆だけはいいそうです。アンドリューさん、来たいだろうなぁ…(笑) 詳細はすっ飛ばしますが、戦況は色々複雑なようです。ユーラシア西側が重要ポイント。スエズからジブラルタルに抜ける進路を地球軍が阻んでいるそうで。 状況説明をする司令官に、アスランは的確に応答してます。それを聞いて「おぉっ」と納得して感嘆の声をあげるアーサーさん。だからアンタは本当に副長か?驚くなよ!!それとも副長は戦艦の事がわかっていれば(これも微妙ですが)戦術とかわからなくてもいいんでしょうか? ←ンなわけあるか 両軍が睨みあっている場所でザムザザーみたいな化け物MSが居座ってるそうです。 (アーサー→ア、アスラン→ザ) 司「だが、ミネルバの戦力が加われば……あるいは」 タ「なるほどね。そこを突破しない限り、私達はすんなりとジブラルタルへも行けはしない、と。そういうことね」(ちらりとアーサーを見る) ア「(タリアの視線に気づく)えっ…あぁ!」 ……もう何も言うまい。 司「まあ…そういうことです」 ザ「……(溜息)」 タ「私達にそんな道作りをさせようだなんて、一体どこのタヌキが考えた作戦かしらねぇ…」 バックでチェスの駒を動かしている貴女の男です。ナイス「タヌキ」扱い。 司「んん?」 タ「ま、いいわ。こっちもそれが仕事と言えば仕事なんだし」 司「……ふ」(苦笑) 司令官、何かいい人っぽい。 三人でミネルバに帰る途中、アスランの脳裏に過ぎったのは議長とカガリとキララク。 ……惜しいっ!キララクはかろうじて許しますが、議長はいらないです。カガリだけにしてくれれば言うことなしだったんですけどね(笑) ≪ホーク姉妹≫ シャワーシーン第2弾はルナ嬢(笑) ホーク姉妹がちょっぴり仲いいです。子供っぽくアスランに突っかかるシンについて雑談。まだ浴びてないメイリンがルナマリアのスカートを履こうとして…無理でした☆ 何も籠の中に投げ入れなくても…お姉ちゃんのプロポーションに嫉妬ですか?(笑) そして、やっぱりメイリンはアスラン寄りでした。アスランの方が大人っぽくてカッコいいそうです。 ――真実を知らないって…幸せですね…… ≪ミネルバ甲板≫ 一人でいたシンと出てきたアスランが対面。何してるのか訊くアスランに、シンは刺々しい。 ア「どうしたんだ?一人でこんな所で…」 シ「別にどうも……あなたこそいいんですか?色々と忙しいんでしょ?フェイスは。こんな所でサボっていて宜しいんでありますか?」 …これはワザとですか?それとも素ですか?素なら士官学校と言わず小学校からやり直して来い。 ワザとだったら別にいいです。シンらしくて(笑) ア「……本当に突っかかるような言い方しか出来ないヤツだな、君は」 うん、ホントにね。 ア「…そんなに気に入らないか?俺が戻った事も……君を殴った事も」 シ「別にどうってコトありませんけどね。でも、殴られて嬉しいヤツなんかいませんよ。当たり前でしょ?」 ごもっとも。でも自業自得だ。 シ「大体この間までオーブでアスハの護衛なんてやってた人が、いきなり戻ってきて『フェイスだ』『上官だ』って言われたって、それで『はい、そうですか』って従えるもんか。やってる事、無茶苦茶じゃないですか。あなたは!」 違いない。 ア「それは…そうだろうな。認めるよ。確かに君から見れば、俺のやっている事なんかは無茶苦茶だろう」 いえ、シンじゃなくても無茶苦茶に見えます。 ア「……だから、だと言いたいのか?」 シ「……ぁ…」 ア「『だから俺の言う事など聞けない』『気に食わない』…と、そういう事か?」 シ「わ……いや…」 ア「自分だけは正しくて、自分が気に入らない、認められないものはみな間違いだとでも言う気か?君は」 もっと言ってやってください。 シ「そんなことは!」 あるだろ。 ア「なら、あのインド洋での戦闘の事は?」 シ「っ!」 ア「今でもまだあれは間違いじゃなかったと思っているのか?」 オノゴロの事を思い出してるシン君。……このシーン、何度目でしょうね? 拳を握り締め、はっきり答えます。 シ「…………はい」 ア「…ふぅ………オーブのオノゴロで家族を亡くしたと言ったな、君は」 シ「『殺された』って言ったんです……アスハに」 ア「…あぁ……そう思っていたければそれでもいいさ……だが、だから君は考えたっていう訳か?」 シ「えっ」 ア「『あの時力があったなら』…『力を手にいれさえすれば』と……」 思ったんでしょうね。 シ「――っ!?なんでっ、そんな事言うんです!?」 図星か。 ア「……自分の非力さに泣いた事のある者は…誰でもそう思うさ……多分………けど、その力を手にしたその時から、今度は自分が誰かを泣かせる者となる」 アスランも血のバレンタインで母親を、先の戦争ではニコルを喪って泣きましたからね。そして親友のキラを殺しかけて、カガリを泣かせちゃいましたから。 「経験者は語る」ってヤツですか? シ「っ!?」 やっぱり気づいてなかったんかい。 ア「それだけは忘れるなよ……俺たちはやがてまたすぐ戦場に出る。その時にそれを忘れて、勝手な理屈と正義で、ただ闇雲に力をふるえば…それは只の破壊者だ」 全くもってその通りで。 ア「……そうじゃないんだろ?…君は」 アスランが皮肉言ってますよ!? ←だからどうした シ「っ」 言葉につまってばかりだなオイ。 ア「俺たちは軍としての任務で出るんだ。喧嘩に行く訳じゃない」 シ「――そんな事は…判ってます!」 ウソつけぇぇぇぇぇっ!! だったらこの前の戦闘は何だ!?しかもついさっき汗浮いてたぞっ、頬に!! ア「……ならいいさ。それを忘れさえしなければ、君は確かに優秀なパイロットだ」 あ。上げた。 シ「…ぇ?」(ぽか〜ん) ア「でなけりゃ、只の馬鹿だがな」(クス) そして落とした(笑) タイトルの「戦士の条件」っていうのはこの会話ですね。自分がしてしまった失敗をさせたくないんでしょう。 以上ですが……長い…i|||i_| ̄|○i|||i |