罪の在処





アスラン、蹴倒し決定。

こう思ったのは私だけではないはず。全国のキラファンとカガリファンを敵に回したアスラン・ザラ。




≪アバンタイトル≫

前回のおさらいですが、とりあえずキラのラクス発言に萌えてみる(殴)
新OP感想は次回の新EDと一緒に。




≪アスランはやっぱりバカだった≫

アスランはミーアと議長の言葉を思い出します。
じっと待つキラ、カガリ、ミリアリア。

ア「それは……ラクスが狙われたというのなら、それは本当に、確かに、とんでもない事だ。だが、だからって『議長が信じられない』『プラントも信じられない』っていうのは、ちょっと早計すぎるんじゃないのか?キラ」
お前が早計すぎるんだヴォケ。
キ「(哀しそうに)アスラン…」
殴っていいよ、キラ。

ア「プラントにだって色々の思いの人間がいる。ユニウス・セブンの犯人のように。その襲撃の事だって、議長もご存じないごく一部の人間が、勝手にやったことかもしれないじゃないか!?」
いやいや。最新の機体でしたから、襲撃部隊。
ア「そんな事くらい!わからないお前じゃないだろう!?」
キラは貴方より事態をよぉぉぉくわかってますから。
キ「それは、そうだけど…」
そこで最新の機体だったことを言えばよかったのに。
ア「ともかく、その件は俺も船に戻ったら調べてみるから。だから、お前達は、今はオーブへ戻れ」
お前はバカか?いや、ゴメン。自分で言ってましたね「俺はバカだから」と。
AAはオーブの脱走艦です。戻れるはずないでしょう?この前の戦いでも攻撃されてたでしょうに。

カ「えっ……じゃあお前――」
ア「『戦闘を止めたい』『オーブを戦わせたくない』と言うんなら、まず連合との条約から何とかしろ。戦場に出てからじゃ遅いんだ」
だからできなかったんだって。
カ「それは!……判ってはいるけど…………じゃあ、お前は戻らないのか!?AAにも、オーブにも」
ア「……オーブが、今まで通りの国であってくれさえすれば……行く道は同じはずだ」
だから“今まで通り”じゃなくなってるんだよっ(怒)
それにAAの信念“誰も戦わずに”とプラントの“敵だから戦う”とでは、決して道は一つにならないと思います。
カ「アスラン!」
ア「俺は復隊したんだ!今更戻れない!」
は?二年前には父親からも離反したのに?ていうか、フェイスになったのはその「普通の軍則に縛られないために」じゃありませんでした?
「戻れない」というより「戻る気がない」だけに感じますが。

カ「そんな…」


言葉のなくなったカガリに代わり、今度はキラ。
カガリの肩にそっと手を置く姿は流石お兄ちゃん。

キ「……でも、それじゃあ………君はこれからもザフトで、また連合と戦っていくって言うの?」
ア「っ!…………終わるまでは…仕方ない」

本当に何がしたいんですか貴方。連合と戦うことが探していた答えですか?
目を見開くカガリと溜息をつくミリィ、哀しそうなキラの姿が痛い…


キラに「オーブとも戦うのか」と問われても「戦うしかないじゃないか!!」だそうで。
アスラン、貴方それを回避するための努力をしたことがありました?ミネルバではミーアやメイリン、ルナマリアに囲まれてオタオタするだけ。ハイネや議長の言葉に流されるだけ。自分の信じる道を歩いているとは思えませんが?

しかも、条約を何とかしてオーブを下がらせろ?カガリが“代表”という肩書きだからやるべきだと?
フェイスのくせに何一つ自分で考えられないお前が言うな。肩書きありゃ何でもできるわけじゃないってことぐらいわからないのか。


「オーブも、オーブ以外も撃たせたくない」「戦って失ったものは…もう二度と戻らないから」と言うキラに、暴言吐きやがりましたよこのガキャァ…(怒)

ア「……自分だけ判ったような…奇麗事を言うな!!!お前の手だってすでに何人もの命を奪っているんだぞ!?」


………………えー、スミマセン。

殴り倒していいですか?

そんなことはキラが一番良くわかってるんだよ!!だから二年前も傷ついて泣いてたし、戦後も隠居生活送ってたんだろうに!!「奇麗事を言うな」だって?じゃあアンタが二年前にしたことも奇麗事だと認めるのか!?

って言うか何よりミリィの前でよく言えるなその台詞!
ミリィの彼氏を殺したのは間違いなくお前だ!!


キラは「撃ちたくない…撃たせないで……」――つまり「本気になった僕に君が勝てるはずないでしょ?」と。
うん。同意見だ。

なのにアスランはバカの一つ覚えのように「オーブに戻れ」を繰り返して去ろうとします。カガリにも「俺にだって理解はできても、納得できないことがある」と言い残して…
こいつ、カガリの指輪に気づいても視線を逸らすだけで、最後までその話題に触れなかったよ…


全てを知ったルナマリアはこれからどうするんでしょうね?
(ちなみに今回はストーカーじゃなくて命令です)




≪レイの過去≫

うわ…ラウ・ル・クルーゼらしき人物と幼いレイと議長が……
どうなってるんですか?議長ラスボス疑惑がますます深まるんですけど。




≪地球軍≫

オーブ軍は修理中。坊ちゃんは眠ってます。

連邦は整備中。
完全に敗北してないので戻れないそうです。つまりボロボロになるまでやられろってことですか?




≪ファントム・ペイン≫

ステラから施設にザフトがいると聞いて取り乱すアウル。「あそこには母さんがいるんだ!!」と、うっかり自分で自分のブロック・ワード(=母さん)を言ってしまいます。
……まだまだ謎だなぁ、彼らは。

アウル、更に「母さんが死んじゃうじゃないかーー!!」と言ってしまいました。
ステラまで取り乱すかと思いましたが、シンの「守る」という言葉を何故か思い出して(シンステだから?)取り乱しません。
しかもガイア使って飛び出しました。……たぶん、アウルのお母さん(←本当の母親ではないと思いますが。思い出してたの白衣着た女性だったし)を守るためでしょうね。




≪施設≫

前回の施設は、強化人間の施設だったようです。

ところでアスラン。どうして「エクステンデット」でクロトの顔を思い出す?声しか聞いてないはずですが……


ここでもアーサーさんはお約束。腐った遺体を見て吐く。
……軍人なら遺体くらい見たことあると思うんですけど。

アスランもシンも、施設のあまりの状態に怒りを感じます。

シ「……ホントにもう、信じられませんよ!コーディネイターは自然に逆らった、間違った存在だと言っておきながら自分達はこれですか!?」
ア「シン…」
シ「遺伝子弄るのは間違っててもこれはありなんですか!?いいんですか!?一体なんなんですか!?ブルーコスモスってのは!!」

今回のシンの言い分には同意見です。ブルーコスモスって言ってることとやってることが無茶苦茶ですよね。強化人間も自然に逆らってますって。
でも、アスランに訊いてもダメです。この人違うことで一杯一杯ですから。




≪シンステ再会(早っ)≫

施設に来たガイアをインパルスとセイバーで捕獲することに。(いつものシンなら爆散させようとしますが、アスランが「何かあるかもしれない。爆散させるな」と注意したから)

文句言いつつも何とか無事ミッションクリア。
良かったね、ステラを殺さずにすんで。

コクピットで頭から血を流しているのは、海岸で出会った少女・ステラ。それを見て驚くシン。(アスランの「…女…?」はスルー)
シンはまだステラが記憶をなくしていることも、強化人間であることも知りません。どうなっていくんでしょうね?シンステ。 ←そこかっ!?


ところで戦闘中に近くをヘリコプターで飛んでいたルナマリアは大丈夫だったんですか?




≪次回≫

「約束」ってなんですか!?「シンとステラの約束」!?

あの“ミーア”は笑って許す!!だって髪飾りが…(笑)
マネージャーの顔にも傷が…(爆笑)