明けない夜 アハハハハハハ。 ←超棒読み シンく〜ん?お願いだからこれ以上おバカにならないでね〜? ←無表情でドウゾ 最近ふと思うのですが、このままだとシンは「主人公?→(ステラの前以外では)悪役」街道まっしぐらでは?? ≪アバンタイトル≫ 例によって例の如く、30話の復習。 つーか長ぇよ(怒) 何が悲しくて前回の回想を2分弱も見なきゃいけないんですか……時間かせぎする前に話を進めてください…(涙) ≪シン、逮捕≫ ミネルバ帰艦と同時に逮捕されるシン。 今までも上司への暴言やら数多の命令違反やらを繰り返してきましたが。そしてその全てにおいて正式なお咎めなし(←アスランの「往復頬バッチーーン」は当然除く)というあり得ない状態でありましたが。 今回は流石に処罰されるようです。 艦長室に連行されるシン。 扉の前ではアスランとルナマリアが心配そうにしています。シン、「…何見てんだよ」という表情で一瞥。 タ「『覚悟はできている』――とでも言いたげな顔ね?」 「悪い」なんて思ってませんから覚悟もしてないかと。 シ「………」(ムス) 話のときは相手の瞳を見ましょうね? タ「レイは信じていたけれど、よく戻って来たわ。でも戻ればどうなるかは、わかっていたでしょう?」 いえ、彼は「自分の行動は正しい」と信じて疑っておりませんから。 ア「……フゥ…」 タ「勝手な捕虜の解放、クルーへの暴行、MSの無許可発進、敵軍との接触。こんな馬鹿げた軍規違反、聞いた事もないわ!」 ……あの、艦長?確かステラをミネルバに連れてきたときもそんなこと言ってませんでした…? ちなみに「馬鹿げた」は口癖ですか? 何故こんな馬鹿げたことをしたのか、と問うタリアさんに、シンは「死にそうだった」「それは艦長もご存知だったと思いますが?」と皮肉たっぷりに答えます。 うあ゛…とうとう艦長にまでこの態度かい。 シ「いくら連合のエクステンデットとはいえ、ステラだって人間です!それをあんな風に…っ」 同じエクステンデットのアウルを躊躇なく討った本人がそれを言うか。 シ「『解剖した時にデータが取りにくくなる』とか!『あんなの』とか!あの子が死ぬってことを誰も気にもしない!地球軍だって酷いけど、艦長達だって同じです!それじゃあ!!」 これには同感。 でもねぇ…“命”を奪う事に躊躇いのない貴方が言うとイマイチ説得力に欠けるんだよね。 ア「シン!口を――」(タリアさんに制止) 折角副官らしき行動に出たのにねぇ…(涙) 「だからと言って貴方のやった事が認められるわけではない」「個人の思惑で司令部からの命令に背く事は許されない」ということで、シンもレイ同様に営巣入りに。 キング・オブ・反抗期のシン・アスカ、とっても不満そう。 兵に連れて行かれるシンを追うアスラン。 アーサーさんとルナマリアがそれを見ていると、部屋の中から「んもう!」と机を叩いて怒りを露わにするタリアさんの声が。思わず目を向ける二人。 まぁ彼女の気持ちはわからないこともないです。“艦長”という立場上、責任追及されますしね。 あの腹黒議長がそれを許すとは思えませんけど。 ≪ザフトレッドin営巣≫ 営巣に連れてこられたシン。先に入れられていたレイの隣に入ります。 角に隠れて営巣を見るアスラン。 レイには素直なシン。巻き込んでしまったことに詫びを入れますが、レイはそれを拒否。ステラを無事に帰せたのか問います。 やはりレイには素直なシン。無事還せた事を「良かったな」と言われ、「ありがとう」と感謝の言葉。 そこへアスラン登場。シンの表情が一気に険しくなりました。 本当にアスランが嫌いなんだね――ていうか、懐いたり歯向かったり忙しいヤツだな。 ・感情論vs正論 ア「……シン」 シ「(ぶっきら棒に)…何ですか?」 ア「ぅ……いや…すまなかった、と思って」 シ「え…?」 ア「彼女の事――君がそんなに思いつめていたとは思わなくて…」 いや、自分だって思いつめてるんだから他に気を配る余裕なんてないでしょ?人に気を配るのは余裕のある人間がすることです。 シ「…あぁ。別にそんな、思いつめてたって訳じゃありませんけど」 そうか? シ「ただ嫌だと思っただけですよ。――ステラだって被害者なのに…なのに皆!その事を忘れて、ただ『連合のエクステンデット』だって!死んでもしょうがないみたいに!」 う〜ん…どうしてシンはステラを“被害者”だと思うのでしょうか?彼女が被害者であるような描写、ありましたっけ?? ――というか、ステラに殺された人は“被害者”じゃないの? ア「……だがそれも……事実ではある」 「それも」ってのは「死んでも仕方ない」って事ですよね。まぁザフト兵としては当然の思いかと。 シ「っ!?」 ア「彼女が連合のパイロットであり、彼女に撃たれたザフト兵も沢山いるということも事実だ。君はそれを――」 蘇るハイネの死亡シーン。何度目だ。 でもアスランの言うことは間違ってない。 シ「それは!……でも…でもステラは!望んでああなった訳じゃない!わかってて軍に入った俺達とは違います!」 だからどうして「望んでああなった訳じゃない」ってわかるんですか?その描写はいつあった?「死ぬの怖い」を繰り返してるから? しつこいようですが、アウルだって「望んでああなった訳じゃない」のかもしれないんですけど。 ア「……ならば尚の事、彼女は帰すべきじゃなかったのかもしれない」 シ「っ!?」 ア「自分の意思で戦場を去ることもできないなら、下手をすればまた――」 おお!?アスランが冴えてるっ!? ←待て シ「じゃあ、あのまま死なせれば良かったって言うんですか!?」 お前も極端なヤツだな。 アスランもシンもこの辺りが似てますね。同属嫌悪? ア「そうじゃない!だがこれでは何の解決にも――」 シ「あんなに苦しんで、怖がってたステラを!」 人の話を聞けよ。 ア「シン!!」 ゴリ押しされると嫌ですよね。 あのときのキラの想いをとくと味わえ?(笑顔) シ「それに“あの人”は約束してくれた!ステラをちゃんと、戦争とは遠い、優しい世界に帰すって!」 うわ〜〜・・あんな約束信じてるんだ(汗) ちょっと考えればそんなの無理に決まってるのに。 あんな怪しげな仮面男を信じられるシンが信じられない。(キッパリ) ア「『だから自分のやった事は間違っていない』とでも言う気か!?君は!!」 ……この台詞、前も聞いたよ?確か――17話? シ「俺だって!!」 一人冷静なレイ、二人を仲裁。 レイも「アスラン」と呼んでいることに普通に違和感を感じました。ハイネの影響、恐るべし。 レイは“命”に関しては口数が多くなりますね。 これも彼の出生に関係があるのでしょうか? ……ていうか、これだけならアスランはコソコソする必要なかったんじゃ? ≪地球軍の様子≫ ロシア平原の空母、ボナパルトに到着。 苦しそうなステラに冷たい眼差しのスティング…やっぱり記憶ないんですね(涙) アウルの事も全く触れないってことは……そういうコト?(涙) 「スティング兄さん」を返せぇぇぇぇぇっ!!(号泣) むしろ「ロアノーク一家」を返せぇぇぇっ!!(怒) 再びネチネチと文句をたれるジブリール殿。 遠まわしに「見込み違い」「ミネルバは手に余る」と。そして「デストロイ」とやらで「ユーラシア西を壊滅せよ」と。 ちなみにシャワーシーン第4弾はネオ・ロアノーク。 顔は映りませんでしたが(←OPでバッチリ出してるのに隠す意味があるのか?)、身体は傷だらけ……これは伏線ですか? ≪AAの様子≫ 雪降る地へと移動したAA。ブリッジでほのぼの会話が。 ノ「周辺に異常なし。目標点まで、約90です」 ミ「…でも寒そ〜〜」 オーブは常夏国ですもんね。 ノ「ふ…実際寒いぞ?フィヨルドのドックは」 チ「だから温泉があるんだよ、AAには!」 マジですか!?てっきり趣味だとばかり!(笑) ミ「え!?ウッソ〜〜!?」 あ〜〜〜どこかのギスギスした艦と違って和むな〜〜vv 一方、オーブ軍の皆さん。 AAの現状をカガリから説明されてます。まだスカンジナビア王国に匿われていたようで。 ア「地球軍の攻撃を受けた折も、真っ先に救援くださいましたな。あの国は」 兵「あぁ」 カ「――私はまだ、そういった者に守られているだけだ。貴方方の事にしても」 兵「……カガリ様」 カ「だが、ならば今はそれに甘えさせてもらい、いつの日か、きっとその恩を返す」 兵「「おぉ…」」 カ「『まだ間に合う』と言うのなら、お父様のように、常に諦めぬ、良き為政者となる事で!」 カガリが立派になってますよ…(ホロリ) 環境が変われば成長するものですね。 ←微妙に含みあり(笑) 兵「オーブ国内には、セイランのやり方に反対し、カガリ様が戻られるのを心待ちにしてる者も多くおります」 セイラン、嫌われ者?(笑) 兵「自分には政治向きの事はわかりませんが――この戦争、どう見ても連合側に非があるように思えてなりません!」 ん〜。まぁ確かに「開戦」自体は連合に非がありますよね。 他に黒幕がいなければ、ですけど。 兵「――となれば、今はその一陣営であるオーブも、このままでは…」 兵「そうです。セイランはバカだ!」 よく言った!!(笑) カ「わかっている……わかっているから、少し待ってくれ。私も、なるべく早くオーブに戻りたいと思っている。貴方方や――クレタで死んでいった者のためにも……だから今少し…今少し待って欲しい。そして時がきたら――そのときは、私に力を!オーブのために、頼む!」 うわ!?カガリが待つことを覚えた!? ←待てって カガリの方はもう大丈夫そうですね。“昔のカガリ”と“代表のカガリ”が良い具合に混ざった感じです。 ……あとは旦那の方だな…( ̄  ̄;) 黄昏るキラの所へマリューさん登場。 ラミアス一家の母・息子でお送りします。 マ「お邪魔してもいい?」 キ「すみません、こんな所でサボってて」 サボってたんだ(笑) マ「いいわよ。貴方一人で、本当によく頑張ってるもの…また」 キ「え?」 マ「大丈夫?」(にっこり) キ「…ぁ」 マリューさん好きだぁぁぁぁぁ!! ←止めい キラを「普通の少年」として見てくれる人って貴重です!キラの苦しみをよくわかってらっしゃいますねvv キ「なんか…なんでこんな事になっちゃったのかな、って思って。なんでまた、アスランと戦うような事に…」 あのおバカさんが勝手に復隊したからだと。 マ「…うん」 キ「僕達が間違っているんですか…?本当にアスランの言う通り、議長は良い人で、ラクスが狙われたことも何かの間違いで。僕達やっていることの方が、何か馬鹿げた、間違ったことだとしたら…」 少なくとも議長は腹黒だし、ラクス襲撃も間違いではないかと。 マ「キラ君……でも、大切"な誰かを守ろうとすることは…決して馬鹿げたことでも、間違ったことでもないと思うわ」 お母さん、大人の意見(笑) キ「え?」 マ「世界の事は確かにわからないけど…でもね。大切な人がいるから、世界も愛せるんじゃないかって、私は思うの」 キ「マリューさん…」 マ「きっと、皆そうなのよ。だから頑張るの。戦うんでしょ。ただ、ちょっとやり方が――というか、思うことが違っちゃうこともあるわ……その“誰か”がいてこその世界なのにね…」 ムウさんの死亡(?)シーン… マリューさんは「ムウさんのいる世界」が大切だったんですよね。でもそれはムウさんも同じで、「マリューさんのいる世界」を守るためにああなった。 ……難しいですね、こういうのは。 キ「…っ」 マ「アスラン君もきっと、『守りたい』と思った気持ちは一緒のはずよ。だから、余計難しいと思うんだけど……いつかきっと、また手を取り合う日が来るわ、貴方達は」 とりあえず、後ろに流れてたアスランを見るメイリンは何?失望したんですか?ぶっちゃけ歓迎しますが。 アスランもおバカでヘタレで不器用で騙されやすいだけで(←フォローする気あるのか?)、根は良いヤツなんですよね。 キ「……」 マ「だから諦めないで。貴方は貴方で頑張って」 キ「…はい!」 マ「ね!」(頭ポン) ああ…いいなぁ、この雰囲気vv ……何だかなぁ。 キラもアスランもお互いの言葉に悩まされてるのは一緒なのに、キラが「アスランの言ったことは正しいのかも」と思っているのに対してアスランは議長を欠片も疑いやしねぇ。 もっと広い視野を持ちましょう、フェイス。 ≪破られた約束≫ やっぱり約束は破られました。ステラは戦場に戻ります。 予想はしてましたが……シンは怒るだろうなぁ。 ステラの機体は『デストロイ』らしい。あのOPの黒くてデカいガンダム。 彼女の事をすっかり忘れているスティングは「なぁんで俺にはアレくれないんだよ。あんな訳わかんない病み上がりより、俺の方がよっぽど」――なんて兄さんにあるまじき発言を。 ネオが言うには、ステラの方が適正らしい。………何が? デストロイ、強いな…………ていうか、殺戮? これを見てまだシンが「ステラは被害者なんだ!!」と言えるなら、ある意味表彰もんです。ステラ>一般市民大勢ということですから。 ステラは躊躇いなく全てを破壊。 ≪動き出す腹黒≫ シンとレイへの処罰――タリアさんもアーサーさんも驚いています。 『拘束中のエクステンデットが逃亡の末死亡したことは遺憾であるが、貴艦のこれまでの功績と現在の戦況を鑑み、本件については不問に付す』 やっぱりかよそこのチェスしてる腹黒め。 何一つ驚く点がありませんが。 クルーは「スーパーエースだから」とか言ってましたけど、そんなちっぽけな理由なワケあるかい。 掌でコロコロ転がせるアスランよりもステージで盛大に踊ってくれるシンの方が使いやすいからに決まってる。(ドキッパリ) ヴ「あ!シン!良かったよな、お前!!あ〜もぅ心配したぁ!!」 何の疑問もなく「良かった」の一言で済ませられる君が心配だ。 ア「……」(振り返る) ル「ぁ…」(近づく) シ「(アスランに向かって)――ご心配をお掛けました」 なんだ、一応敬語使えるんだ。棒読みだけどね。 ア「ん…?」 シ「もう大丈夫です。色々とありがとうございました」 睨みながら棒読みで言う台詞じゃねーな。 ア「(眉根を寄せて)……いいや」 舐められてるよ、アスラン(涙) シ「(嘲笑しつつ)司令部にも、俺のことわかってくれる人がいるみたいです」 すっかり悪役の笑みですねv(笑顔) ア「……っ」 シ「貴方の言う正しさが、全てじゃないってことですよ」 止まることを知らない増長。 ア「くっ」 シ「(嫌味っぽい声で敬礼)では…」 ……アンタ、いつか痛い目見るよ? つーか次回だけどね。 ←ステラと戦場で再会するはず ……これでまだ議長に不審を持たないアスランが恐ろしい。せめて「何らかの思惑が…?」くらいは思いましょうよ。 ちなみに、司令部から3都市が壊滅したためミネルバにも非常態勢の命令。 インパルスしか動かないのに、どうするつもりでしょうか?? ≪AAにエマージェンシー≫ ブリッジに戻って来たマリューさんとキラに、チャンドラさんがエマージェンシーの報告。 破壊される映像を見て、目を見開く。 拳を震わせ、キラは行くことを決意。 ≪次回≫ また三つ巴のようで。 |