黄金の意思





・・・・・・・・・えっと・・・・・・・・

笑うべき?呆れるべき?はたまた無心になるべき??

非常に悩みます。




≪アバンタイトル≫

ジブラルタル基地にて、悪夢にうなされるシン。
悪夢の内容は――ヘブンズベース戦、ベルリン戦、アスラン撃墜。
色調を反転している所為で赤目となったアスランがシンに見えて仕方ない。
自分専用のナビゲーターであるレイに起こされたため、シンは飛び起きました。
レイは「うなされていた・・・大丈夫か?」とタオルを頭に放り投げ、ミネラルウォーターを手渡します。
それを素直に受け取り、一通り使うシン。

シ「――アスランとメイリン・・・俺・・・」
え?今更後悔?
アスランに責任転嫁した挙句、コックピット付近をいっそ気持ちいいくらいズップリと串刺しにしておいて?

レ「彼らは『敵』だ。裏切ったんだ、シン」
そう仕向けたのは君じゃありませんでしたかね?
シ「・・え?」
レ「仕方がない」
どっちかっつーと殺る気満々だったような。
シ「っ・・・わかってるよ!それはわかってるさ!!・・・・・・ただ・・・」
レ「悪夢はそれか・・・・・・俺が討てば良かったな」
そうだな!!!だから「グダグダ言う前に自分でやれ」って言ったんだ!!
レ「優しすぎる、お前・・・・それは『弱さ』だ。それでは何も守れない」


『優しい』人間が毎度毎度コックピットを串刺しにしますか?

どうせ死ぬなら苦しまないよう一思いにっつー事ですか?・・・ヤな優しさだなオイ。
――というか。どんな理由であれ、仲間として過ごしてきた相手を手に掛けて苦悩するのは人として当然の事かと。人の心を忘れたら『ただ敵を討つ』だけになり、それこそ『何も守れない』と思いますが。



その翌朝。
シン、レイ、ルナマリアは勲章を戴いてます。シンは2つ目だそうで。
そんなホイホイ渡せるような勲章にどんな価値が。
そしてシンとレイに、議長からフェイスバッジが贈られます。
は?レイも??何か活躍したかコイツ。レジェンドもらうまで被弾ばっかしてましたよねェ・・・
単純おバカを上手く操作している事を称えられたのか? ←ぇ

シンに首輪をつけ終わって満足そうな議長をバックに、タリアさんはシン達に祝福の言葉を。
彼らが去って行った後、議長は愛しのタリアさんにレッツ・モーション

議「君が何も言わないのも恐いな、タリア」
うわ・・・・情けないなその表情!!(爆笑)
タ「(睨みつけ)・・・失礼しますわ」
素敵です艦長!ちょっと惚れそうだよっ(笑)

手駒をフェイスにしたことでタリアさんにお小言で構ってもらえると思っていた議長は、彼女の対応にとってもつまらなさそう。その後も妻に浮気がバレて必死に言い訳する夫の如く、タリアさんに付きまとう議長。


あまりにも小者化した議長に笑い死にしそうでした。


――いや・・・議長が世界を変えようと思ったそもそもの原因はタリアさんにフラれたことですし・・・・・


議長が小者なのは最初からでしたね!(笑顔)


アスランとメイリンの撃墜の件でお怒りのタリアさんと、何とか彼女のご機嫌を取りたい議長がエレベータ前にやって来ます。
何て言うか・・・当事者のルナマリアが妹の事も想い人未満だったアスランの事も既に忘却の彼方らしき中、うやむやにしないでくれてありがとうタリアさん。
それに気づいた赤服3人衆。しかし、そこは忠犬。レイは愛する議長の楽しい一時を守らんがため、2人にギルタリとは反対方向へ移動するよう指示。
何故シンルナが何の疑問もなくそれに従うのか理解不能。・・・・公認?
そんなレイの気遣い虚しく、議長に話しかけるザフト兵士。微妙に不機嫌そうな議長が何とも。
ジブリール氏の居場所が判明したという声に、わざわざ階段を使って降りていた赤服3人は立ち止まります。
ザフト兵士はセイラン親子とジブリール氏、紫3人衆が写っている写真を見せつつ「オーブです」と。
こんなにハッキリ写真撮られるなんて・・・・・亡命してる自覚あんのかコイツら・・・(呆)
亡命先がオーブと知り、目を見開くシン。




≪その後の動き≫

キサカさんからジブリール氏の情報を得たカガリとAAクルーは愕然。
また、今回のことはセイラン親子の独断だったらしく、オーブ首長陣も大騒ぎ。
なんつーか・・・セイランの好き勝手がまかり通っているオーブの国政は大丈夫?

一方、ジブラルタル。
議長はオーブを落とす理由ができた!カモネギだ!!と思ったかどうかは知りませんが、ジブリール氏を匿っていることを理由にオーブに派軍命令。あの手この手でザフトの象徴に祀り上げたミネルバにも出軍命令。
近頃は本当に優秀なのか甚だ疑問なコーディ集団。ジブリール氏を匿い、ラグナロク時に協力しなかったことを理由に「オーブはロゴスの陣営だ」という結論に達します。

短絡思考はシンの特徴ではなくコーディの特徴だったようです。

前者はともかく、後者は如何なものか。
世界各国がザフトに味方するのは大自然の摂理の如く当然なのでしょうか?
いつの世も「自分達こそが正義であり、それは絶対なのだ」という考えが戦争を拡大させる最大の要因なのですが。お互いにそう思っているからこそ、戦争は続くのですよ?

それはともかく、議長の「ユニウス・セブンの件が起こるまでは友好国だったのに残念だが・・・今回の件に関しては一歩も引くことはできん」という演説により、ザフト軍行動開始。




≪オーブの様子≫

オーブ兵は領海ギリギリまでザフトが進軍してきているのに、出動命令が出なくて混乱中。
国民は「オノゴロにまた?」「今度は何だ?」と、結構余裕です。

――と思ったら、どうやら政府に報道規制されており、情報が伝わってなかったようで。
上に立つ者なら情報隠蔽より先に避難勧告出しませんかオーブ政府よ。




≪AAの様子≫

AA内のオーブ兵達はカガリが聞いているとも知らずに噂話。
マリューさんは「間に合わなかったら話にならない」と、マードックさんにAAの修理を急がせます。
医務室ではヘブンズベース戦の様子をモニターで見ていたネオ、そして点滴と一緒に移動してきたメイリンが、まだボロボロで動けないのに起きようとするアスランを押し留めようとします。

いつまでネオは医務室に?何度見ても元気そうなんですが。
メイリン、本当に軽傷だったのね・・・アスランとの差が激しいです。というか、同じ『機体大破』でもキラは軽傷&脅威の回復力でしたよね?
・・・・アスランが虚弱体質なのか、キラがワンダフル体質なのか・・・・(汗)


姫君の猪突猛進性格を熟知しているアマギ一慰は、カガリが飛び出さないか懸念してます。
しかし姫もちょっぴり成長しているので、言われる前に「わかっている」と答えました。

今すぐにでも飛び出したいような顔でしたが。




≪アホばっか≫

セイラン家では、亡命してる自覚皆無なジブリール氏が優雅に紅茶を啜っております。
いつだって自信満々に攻撃を仕掛けておきながら尽くボロ負けしている事は記憶の彼方に封印しているらしいロード・ジブリール。「早まったか・・・」と、顔一杯に脂汗だか冷や汗だかを浮かべているてっぺんハゲを目の前にしても、その自信は崩れません。

ジ「ヤツ(=議長)が空に戻り、私が空に上がりレクイエムが流れれば・・・全て終わる」


いつもそう言って失敗していた気がするのですが。


「まだまだ隠し玉はあるから心配無用」「お前はこっち側についてりゃいいんだよ」とジブリール氏は言いたいようです。
それを苦渋の表情で聞くてっぺんハゲ改めウナト。恐らく「本当にこれで良かったのか・・・」と思っているのでしょうが・・・・・・ジブリール氏をオーブ国内に招くなんてアホなこと仕出かす前に思えよ。
世界情勢を冷静に見れば誰だってわかる事だと思いますがね。


一方のAAブリッジ。
オーブ政府からの回答文をキャッチしたミリィが、スピーカーに転送します。

ユ「オーブ政府を代表して、通告に対し回答する」


ユウナかよっ!!!


誰だ!?このバカに回答させてるのは!?
・・・いや待て!!もしかしたら誰か優秀な人間が書いた文章を読みあげるのかもしれない!

とりあえず、AAクルーと一緒に固唾を飲んで見守る事に。


ユ「貴艦らが引き渡しを要求する、ロード・ジブリールなる人物は――我が国内には存在しない」







誰だーーーーっ!?
このバカに原文考えさせたのは!!!



マリューさんが「はぁ!?」となるもの当然です!
アーサーさんにまで「えぇーーー!?」って言われる辺りもうダメダメだ!! ←ぇ
つーか言ってる内容も愚かの極みだけどその喋り方が人を舐めきってて聞く気にならん!!!


あまりの事に、ザフトはおろかカガリまでブチ切れ
「・・・そんな・・・・そんな言葉がこの状況の中、彼らに届くと思うのかっ!?」と。

届いて怒りを買うと思われます。

そしてやはり、議長は喧嘩を売っていると解釈した模様。
「正義」とか「平和への切なる願い」とか御託を並べてキッチリ買い取りました。




≪行動開始≫

攻撃目標はセイラン家、国防本部、行政府。ロゴスに与する現・政府には目にものを見せつつ、市街地・民間人への被害は最小限に。
それがザフトの行動指針のようです。

どうやれば政府に目にものを見せつつ市民への被害を抑えられるのか。

議長の『ロゴスメンバー引渡し要求』も無茶だと思いましたが・・・・・まあ、言うのはタダですもんね。できなくても「仕方ない」でバッサリ切り捨てるつもりでしょうし。


色んなMSがオーブに向かっていく中、カガリは「オーブ軍の展開は!?避難状況は!?」とミリィに尋ねますが・・・・上に立つ者としての自覚皆無な無能人間が集まっているオーブ首長陣は、まだ情報隠蔽に励んでいたようです。
カガリの堪忍袋の緒がブチブチと音を立てて切れていってます。

オーブ市民およびちゃっかりセイラン家から移動中だったジブリール氏の驚きなんぞ気にも留めず、上空を飛ぶザフトMS。そして、セイラン家崩壊。
その情報を得たAA。マリューさんは「まだ出られないの!?」と無茶な要求をしますが、マードックさんに「無理ですよ!」と却下されます。
カガリの堪忍袋の緒は残り数本。


一方の国防本部。
命令が出ないため迎撃ができず、セイラン家への怒りパラメータ上昇。
そんな中に飛び込んでくる騒ぎの元凶ア〜〜ンド渦中の人物であるユウナ登場。

ユ「あぁんっ、もー!どうしてこうなるんだ!?『彼はいない』と回答したのに、何で奴らは撃ってくるの!?」
本気で通じると思ってたんかい!!!
ソ「嘘だと知ってるからですよ!」(スパリ)
いや、たとえ本当だったとしても、あの口調で言われたら攻め込みたくなります。
ユ「う・・・っ」
ソ「政府は何故、あんな馬鹿げた回答をしたのです!」
ユ「だって・・・昔、AAの時には・・・・」
トダカ一佐ーーー!!本当にこいつはゲームがお得意なんですか!?
ソ「あの時とは政府も状況も違います!」


ええもう本当に仰る通りで。


あの時は今の腐れ首長共と違って素ン晴らしい首長が揃ってたので国に威厳がありましたし、匿っていたのは世界中の憎悪を一身に浴びているロゴスではなく一介の戦艦であるAAでしたから。

国防本部内から白い眼を向けられたユウナは「ぁあもももぅうるさいっ!」と逆切れ
あまりにも遅すぎる迎撃命令を出します。

皆さんの冷たい眼差しが素敵・・・vv




≪ウズミさんの遺産≫

堪忍袋の緒が全部切れてしまったカガリは、アマギ一慰にムラサメ隊の出撃準備を命令。ルージュはキラがラクスに逢うために宇宙まで出張しているので、カガリはスカイグラスパーで出撃するつもりのようです。
待て待て待て!ルージュですらキラが使っても性能負けしてるんだから、スカイグラスパーで出撃なんて自殺行為ですから!!
当然、マリューさんは「無茶だ!」と止めます。
しかし、それで猪突猛進姫が止まるはずもなく。そのまま飛び出そうとしたら、ちょうど入ってきたエリカさんとキサカさんにゴッツンコ☆
長年仕えているだけあって、説明されずとも現状を理解したキサカさんはカガリを捕獲。カガリは「このままここで見ているくらいなら、国と一緒にこの身も焼かれた方がマシだ!!」と涙目で訴えます。


あのー・・・カガリさん?

「生きる方が戦いだ!」と仰ってませんでしたか?(汗)

ウズミさんを手本にするのはいいですけど、そんなトコまで手本にせんでいいです。
自己犠牲精神はザラだけで勘弁してください。アスカガ揃ってなんて耐えられませんので・・・・・・(滝汗)
――いや、自己犠牲精神はキララクもか・・・( ̄  ̄;)


なんかもう駄々っ子にしか見えないカガリを落ち着かせるのはエリカさんのお役目です。
対カガリ用としては最大の効果を発揮する「ウズミ様」の名で、どこかの格納庫にカガリを連れて行きます。
色んな所に色んな施設がありますが・・・・どれもこれも気づかない政府は大丈夫?
扉の前にある碑文を読んだ直後、扉が開きました。
「この扉、開かれる日の来ぬ事を切に願う」という文で開くのは如何なものか・・・
書いてることと現実が真逆なんですが・・・・(汗)

カガリ、キサカさん、エリカさん、アマギ一慰の前に現れた『ウズミ様の遺言』――


光り輝く金ピカMS。
左肩に『暁』と一文字。


ウズミさん・・・・暴走族に憧れてらっしゃったので?(滝汗)


その趣味の悪さ眩しさから正視できないカガリ。
アマギ一慰も唖然とする中、どこから降ってきてるのかウズミさんのお声が。



カガリよ
もしもお前が力を欲する時来れば、その希求に応えて私はこれを贈ろう

教えられなかった事は多くある
――が、お前が学ぼうとさえすれば
それは必ずや、お前を愛し、支えてくれる人々から、受け取る事が出来るだろう

故に、私はただ一つ、これのみを贈る

力はただ力
多く望むのも愚かなれど、むやみと厭うのもまた愚か
守る為の剣、今必要なればこれを取れ
道のまま、お前が定めた成すべき事を成す為ならば

――が、真に願う
お前がこれを聞く日の来ぬ事を
今、この扉を開けしお前には、届かぬ願いかもしれないが・・・・・・


――どうか・・・幸せに生きよ・・・・・カガリ・・・・



「お前を愛し、支えてくれる人々」としてキラ、アスラン、ラクス、マリューさん、キサカさん、エリカさん、トダカ一佐を思い浮かべ、ウズミさんとの別れを思い出して「お父様・・・お父様・・・・っ」と泣き崩れるカガリ。
思い浮かべる最初の人物がアスランではなくキラだったことに爆笑しましたが何か?
セイラン家は誰一人思い出されなかったことに腹がよじれるくらい笑いましたが何か?

辛そうに見つめるエリカさんとキサカさん。
感動のあまり男泣きするアマギ一慰。


・・・・えー・・・・・・こちらも思わずもらい泣きしそうになった感動のシーン中に悪いのですが・・・
言っちゃっていいですか?
結構身も蓋もない事を言っちゃいますが、いいですか?
一応反転しますが、言っちゃいますよ?

――では、反転。

あの・・・ウズミさん。
MSを残すくらいならもっとまともな婚約者を残して欲しかったのですが。
ついでに言えば、もっとまともな人間を政府に残して欲しかったのですが。

一国の代表たるカガリに必要なのは、力ではなく人材かと・・・・(汗)
それがないから、今カガリは苦労しているわけでして・・・・(滝汗)


キサカさんに促がされ、カガリは暁に乗ることに。




≪暁≫

OSを起動するカガリ。
キラに続き、新曲がバックミュージック
発進シークエンスはエリカさん。

カ「カガリ・ユラ・アスハ。暁、発進する!」

飛び立つ暁!
ストフリの関節とは比べ物にならないくらい全身で光り輝く!!


暁にまで演出で負けたデスティニー!!!

もうここまでくるとシンが哀れに思えてくる・・・( ̄  ̄;)




≪阿呆の極み≫

総司令官が実戦ダメダメな坊ちゃんなので、オーブ軍は劣勢。
その情報に顔面蒼白な紫野郎。

兵「立て直さなければ、全滅します!」
ユ「だったらやってよ!いいからも〜早く!!」
それを指示するのが総司令官の役目だろーが!!
ソ「ですから!そのご命令は!」
「オメーが出さなきゃいけねーんだよ!!」と叫びたいソガ一佐。
ユ「そんな事言って・・・・・また負けたら、貴様のせいだからな!」



・・・・・・坊ちゃん・・・・タケミカズチの件もマジでトダカ一佐の責任にしたね・・・・?


一 遍 逝 け や !!!


皆さんの白い眼差しに惚れ惚れします。




≪形勢逆転≫

劣勢のオーブ軍を救いにきたのは、アンドリューさん仕様のムラサメに乗ったキサカさんと暁に乗ったカガリ。
政治の腕前はヒヨっ子でも戦闘の腕前は一人前のカガリは、サクサクと命令を出して自らも行動。
ムサラメ一個小隊を連れて国防本部へ。

一方の国防本部。
「タケミカズチ搭載機の識別コードをキャッチした」とユウナではなくソガ一佐に報告。
『Unknown』である暁も認識し、困惑する人々。

あまりの眩さ突然の事に呆然としている本部へ、カガリから通信が。


カ「――私はウズミ・ナラ・アスハの子、カガリ・ユラ・アスハ」
いつも思っていたのですが・・・・「ウズミ・ナラ・アスハの子」は必要なので?
本「ええ!?」
カ「国防本部、聞こえるか?・・・突然の事で真偽を問われるかもしれないが、指揮官と話したい。どうか――」
以前「あれは偽者だ」と言われた事から学んだのね・・・(苦笑)
ユ「カガリ!カガリ〜ンvv」

ざわめく本部内にて、突然活発化するユウナ

とりあえず語尾にハートをつけるな。キモイ。


ユ「来てくれたんだね〜マイハニィvv ありがとぉ〜vv 僕の女神ぃvvv 指揮官は僕!僕だよぉvv」


カガリがいつお前の女神になった。

小指を立てるな小指を。
つーか、誰も「お前のために来た」なんて言っとらん。

「誰もオメーを『指揮官』だなんて思ってねーよ!!」と殺意丸出しな皆さんの視線にウットリ。


カ「(優しい声音で)ユウナ・・・私を本物と・・・『オーブ連合首長国代表首長のカガリ・ユラ・アスハ』だと認めるか・・・?」
一度偽者扱いされたので、しっかり確認。
ユ「もちろんもちろんもちろんっ!ボクにはちゃ〜んとわかるさぁvv 彼女は本物だぁvv」
周りからの「・・・大丈夫か?こいつ」という憐れみの視線に気づかないトリップぶりには同情するよ。
カ「(突然キリっと)――ならば、その権限において命ずる!将兵達よ、ただちにユウナ・ロマを国家反逆罪で逮捕・拘束せよ!」


どの辺りが『国家反逆罪』になったのか首を捻りたい気持ちで一杯ですが・・・・それは一先ず置いといて。


素晴らしいアメムチ作戦でした姫。

その左ストレートに惚れましたソガ一佐。

余程殴りたくてウズウズしておられたのですね、ソガ一佐。
「命令により拘束させていただきます」と言いながらブッ飛ばすソガ一佐に心からの拍手を。


敵のビームを反射するという、とても二年前に作られたとは思えない強さを発揮する暁。
一段落着いたところで、国防本部をサクッと掌握するカガリ姫。オーブ全兵士の気持ちも鷲掴み。

こんなに簡単に全権を取り返せるなら、どうして今までしなかったのか疑問でならないのですが。

たぶん、つっこんじゃダメな部分なんでしょうね・・・・(フッ)




≪ザフト側≫

カガリの指揮下に入った途端強くなったオーブ軍に、ザフトは何が起こったのかサッパリで困惑気味です。
とりあえずグフ小隊を2つ追加しつつ「この国はもういい加減、撃たれて欲しいものだな」と。
・・・・何かオーブに怨みでも?
そこにやってきたのはミネルバ。ジブラルタルまでは時間が掛かったのに、オーブまでは早いです。
出撃先が故国という事で、シンを気遣うレイとルナマリア。
本当に気遣う気があるならパイスー着る前に止めておけよ。
しかし、シンは「俺が行く」と言い出します。色んな思い出がフラッシュバックする中、「・・・オーブを撃つなら・・・俺が撃つ!」と決意。

「どうせ撃たれるなら自分の手で」という考えができるならステラ嬢もアンタが止めてやるべきだったと思うんですがどうですか。


――というか。


これで自分と全く同じ境遇になる家族がいるかもしれないという考えは一瞬も過ぎらんのですか。

どこまで自分の事しか考えられないのかこの坊や。


まさかシンが出撃するとは思っていなかったタリアさんとアーサーさんは驚愕。
戸惑う二人に、レイは「フェイスの権限使っての事だから文句言うな」とバッサリ切り捨て。
艦長の命令なんぞきかないのはフェイスになる前からだと思うのですが?
タリアさん、仕方なく了承。
おーい、議長ー。愛しのタリアさんを悩ませる原因を作り続けてどーすんのー?




≪因縁の対決?≫

オーブ軍を次々に落とすデスティニー。兵士は「お気をつけ下さい」とカガリに連絡。
デスティニーを見てヘブンズベース戦を思い出したカガリ。他の兵では太刀打ちできないと判断したのか、厳しい表情でデスティニーへと一直線
カ、カガリ・・・・そんな無茶な・・・(汗)
突然攻撃してきた金ピカMSに驚きもせず、対応するシン。
暁の輝きに反応しないとは・・・・スゴイよシン・・・・ ←感心するトコが違う
本人自ら作り出したピンチがカガリを襲う中、「君(=カガリ)は俺が守る」と誓っていたアスランは――


ベッドで七転八倒中。


間に合うのかザラ!?てか、機体はあるのか!?

スカイグラスパーで出撃したら笑うよ!?



≪次回≫

・・・・本編が乗りに乗ってきたというのに・・・・・・っ!!

「リフレイン」

何その嫌な予感しまくりのタイトル!!!
つーか予告カット、全部見たことあるしね!!!!