変革の序曲 今回からOPのカガリがネオと交代。 今後のカガリは戦わないということをここで示したようです。 ミネルバsideが多い戦闘は簡単に感想いきます。 ←所詮AA好き ≪アバンタイトル≫ レクイエムの攻撃により、プラント市民はてんやわんや。上の指示に従って避難するようです。 レクイエムはどこでも撃てるんですから、どこへ逃げても同じでは…… 「混乱する市民の誘導が大変だー」と愚痴る女性議員の言葉も、議長の「仕事なんだから文句言わずにやれ」の一言で却下。 間違っちゃいないですよ?ええ、間違っちゃいないんですが……お前が言うなよ。 和解か停戦の申し入れを求める議員の言葉も、議長は「相手はテロリストだから無理」とあっさり拒否。 …自分達が不利になった途端、和解か停戦を申し込もうとするのはどうかと思いますが。 一方、月の地球軍はレクイエムの再チャージ中。 ジブリール氏は「今度こそアプリリウスを葬るんだ!」と。 その間レクイエムの要となる偏向用コロニーを守るつもりだそうで。 イザークはディアッカを共に、ゴンドワナとの合流を目指し発進。 ≪AA格納庫≫ アスラン(ともはやデフォルトとなった+メイリン)は格納庫でインジャスのOS書き換え中。 元気になったものだね… キ「アスラン、手伝うよ。こっちは終わったから」 流石キラ。プログラムは他の追随を許さない速さです。 ア「いや…」 キ「また無理すると、疲れるよ」 ア「(苦笑しながら)…すまない」 キラの言葉に甘えることにしたアスランは、近くの木箱(何故都合よくそこにあるのか不明)に座って進行状況をキラに説明。それに従い、キラはゴッドハンドでさくさくタイピング。 キラの速さに横で唖然としているメイリン。 自分の事ではないのに嬉しくなるのは何故。(A.キラ好きだから) ア「……どうなってるんだろうな、プラントの方は」 大混乱中です。 キ「うん……ザフトだって、もう絶対、これ以上のプラントへの攻撃は防ぐと思うけど」 議長も一発撃ってもらったら十分だろうから、防ぐでしょうねぇ。 ア「ああ…」 キ「もどかしいね。今は何も出来ないって、分かっててもさ」 ア「……ああ」 フラッシュバックするセイバー授与のシーン。もどかしいのはあの頃からですか。 どうでもいいけど、普通に話してるのにキラの手が止まらないことに尊敬の念。 ≪ミネルバ≫ 司令部から匿名コードで「敵砲本体排除に向かえ」との命令。 いや、匿名使ってても誰からか丸わかりですが。 というか、議長?なんでそんなどでかいスペースに一人踏ん反りがえってるのか。周りの人間も、この緊急事態にチェスを持ち込んでることを不思議に思わんのかい。 ミネルバパイロットはタリアさんから命令を受けます。「何で!?」と思うシンに、「ここからならダイダロス基地に近いからだろう」とご丁寧な説明をするレイ。 レ「敵が月艦隊に意識を向けているのなら、上手くいけば、揺動と奇襲になるということですね」 …………普通、月艦隊の動きを一介のパイロットが知ってるわけないよね?しっかりどこぞのワカメから話を聞いてたんだよね? 誰でもいいから疑問に思えよ!! 「どんなに厳しい作戦でも、プラントを守る為に必ずやり遂げなければならない」と言うタリアさんの脳裏には、息子さんの姿。 小気味よく返事するレイとシンの隣では、ルナマリアが顔を俯かせます。 そんなことは気にせず、シンの気持ちを高ぶらせる為に「アレを撃たせるわけにはいかない」とトドメの言葉をつむぐレイ。 ≪その頃のミーア≫ ミーアは月面都市・コペルニクスに誘拐されていたらしい。 ←ぇ めっちゃ南国気分の姿に脱力したのは言うまでもありません。 ……てかね? キラとアスランの思い出の地にいられると不愉快なんですが。 ≪ジュール隊・その1≫ チンタラしてるザフト軍に業を煮やしたイザークはディアッカを連れ、率先して最前線に。 イザークらしいとは思いますが……隊長って、そんなに最前線に出るもの??後ろでドーン!と構えてるもんじゃないの…? ≪進軍中のミネルバ≫ ミネルバはダイダロス基地に向かって進軍中。 すっかりリーダーのレイは、残る二人に色々指示。ついでにジブリール氏の危険さをアピール。 シンはデストロイを思い出しつつ「わかってる、全ての元凶はあいつだ」と。 むしろ議長でしょう。 オーブで彼を逃がしたルナマリア、激しく落ち込んでいる模様。すかさず「ルナのせいじゃない。オーブが悪いんだ」とフォローするシン。 いや、オーブのせいだけじゃないでしょ。ルナマリアの射撃下手が悪かったのもあると思うんですがね。 微妙に不機嫌なレイは、「後悔するくらいなら次を気をつけろ」と。 一瞬レイルナを期待した自分がここに。 諌めようとするシンの言葉を遮り、「わかってるわ!」とこちらも不機嫌にルナマリア。 ≪ジュール隊・その2≫ さくさくザムザザーを料理するイザークとディアッカ。 ミネルバいらないので、こっちのシーンをもっと増(自主規制) シン達が苦労していたリフレクターも問題なし。 ≪ダイダロス基地≫ レクイエムを守りきれてることに上機嫌なジブリール氏。コーディネイターとの長きの戦いに終止符を打てる、と(思って)嬉々としています。 彼が何か言うたびにチラリと見ている司令官が気になる… さらに、誰もが成しえなかった事をやり遂げられる自分に酔いしれるジブリール氏。 取らぬタヌキの皮算用って言葉、知ってますか? 基地に到着したミネルバ、コンディションレッド発令。 レ「いいなルナマリア。タイミングを誤るなよ」 そんなに信用できないなら自分でやればいいだろうに。 ル「ええ」 シ「あ、いや、でも!」 レ「俺たちも可能な限り援護する。だが基本的には当てにするな。すれば余計な隙ができる」 どうしてそんなに上からものを見た態度なんだコイツは。 シ「レイ!」 ル「わかってるわ、ご心配なく」 レ「では行こう。今度こそ失敗は許されないぞ」 やたらとぶつかり合うレイとルナマリア。それを一人あたふたと見ることしかできないシン。 なんか二股かけてる男みたいで笑えるよ、シン君。 格納庫へ向かうレイに続こうとしたシンを引き止めたルナマリア、一瞥してくるレイを睨み返す。 いいからさっさと行けと。 とりあえず「急げよ」とだけ残して姿を消すレイ。 ≪シンルナ≫ 残された二人は抱き合い、互いの無事を祈ります。 レイの無事は祈らんのか。 しかし「守る」ことに存在意義を感じてるシンは、ルナマリアのやる気なんぞ放り出して「やっぱりダメだ!」と今更作戦拒否。 いや、そんな駄々をこねてもレイはそのつもりでもう行っちゃったし。 「やっぱりそれは、俺かレイが…」と砲のコントロールを落とす役を買って出る。 その台詞、実はルナマリアをメッチャ下に見ているということに気づいているのかいないのか。気づいてないだろうケド。 そのままレイを追おうとするシンを再度引きとめ、ルナマリアは囮の方になっても危険なのは同じだと説得。 「大丈夫だから信じて」と言うルナマリアを勢いよく抱き締め、横になってグルグル回るシンルナ。 ごめん。普通に笑えた。 こっそり期待していたあのまま頭を壁にぶつけてくれるシーンはもちろんなく、二人はエレベーターで移動。シンは「ルナも艦もプラントも俺が守る」と決意を新たに。 ≪作戦開始≫ ミネルバ迎撃に向かう月地球軍。 ミネルバからもザフトレッド3人が出撃。 シンとレイは囮なので派手に戦闘。初めてレジェンドのドラグーンが活躍。 ミネルバ到着がそんなに嬉しかったのか、その戦闘を市民に見せてやれと命令。負けることは露ほどにも思ってない様子。 ええそうでしょうよ。御輿は見せ付けてやらないとね!! ここでもわんさかいるデストロイ。ヘブンズベースでもう役に立たないとわかったはずなのに実はわかってなかったらしい。 コントロールにたどり着いたルナマリアは、順調に突き進みます。 あんだけ話し合ったのに、シンはインパルスを見た瞬間、作戦無視でそっちへGO。 レイは一人残してもいいのか…… 戦況が不利になって正常な判断ができなくなったジブリール氏は、フルパワーじゃなくていいからレクイエムの発射を命令。しかしジュール隊の頑張りにより、それも不可能に。 ここで出た彼の十八番・逃亡。 とりあえずレクイエムを撃って、その隙に自分は逃げる算段。自分さえいればいくらでも道はあるらしい。 どっから来るのかその自信。てか、「言い訳はいくらでもできる」と言ってる時点で、その行動が褒められたものじゃないと告白してるようなものですが。 デスティニーの援護により、インパルスは無事発射口へ。 今回もソードが大活躍ですか。 インパルスはレクイエムを破壊。デスティニーは司令部を破壊。 司令部での難は逃れたジブリールも、乗っていた艦をレイに見つけられ、これまでのしぶとさが何だったのかと思うほどあっさり撃墜。 スゴイ顔だね…ジブリール氏よ。 その様子を見ていた議長。「ありがとう、ジブリール。そして…さようならだ」と満足そうに微笑みます。 だから、腹黒い越えて真っ黒だって。 無事帰艦したルナマリアを、喜びのあまり公衆の面前で抱き締めるシン。 ヴィーノの驚き具合が面白い。私も驚いたさ、いきなりすぎるシンルナに。 何故か厳しい顔のタリアさんを、ジッと見つめるアーサーさん。 ……アーサーさん、実はタリアさんにラブ? ←んなアホな ≪AAのデッキ≫ デッキで一人黄昏るの大好きなアスラン・ザラ。今回も例に漏れず一人で黄昏中。 そこにやってくるキラ。後ろではラクスが待機中。 ここまで一緒だったのねv と即座に思う自分が好きです(笑) キ「ここにいたの。もう寝ないと、傷に触るよ。朝には発進なんだから」 ア「あぁ…」 「もう寝ないと」と言ってるのに並んで景色を見始める二人。 ラクスは親友同士の語らいを邪魔しないように、先に ア「――ここはこんなに静かなのにな。何で俺たちは、ずっとこんな世界に居られないんだろう?」 キ「…それは、夢があるからじゃない?」 ア「え?」 キ「『願い』とか『希望』とか。悪く言っちゃうと――『欲望』?」 『欲望』も人間の一部ですしね。 ア「お前…」 キ「でも、そういうことでしょ?『ああしたい』とか『こうなりたい』とか……皆思うから、ココにいられないんだ。アスランだってそうじゃない?僕もそうだし、カガリやラクスも、皆そうだと思うよ」 アスランも、キラも、ラクスも、カガリも、自分の守りたいものの為に戦いの中に身を置いてます。 それは『願い』であると同時に、『欲望』でもあるということですよね。 ア「――そして議長の言う世界には、それがない」 キ「うん…ある意味、ずっとココにいられるよ。てか、『ずっとココにいろ』ってことでしょ?」 ア「…そうだな」 キ「それなら確かに何も起きないから、こんな戦争も起きないだろうけど」 すべてが決められている世界では『夢』がなく、それ故に『願い』も『欲望』もない。 ……そんな世界でただ人生を送るのを、本当に「生きている」と言えるのか甚だ疑問です。 キ「でも僕は――」 ア「俺も嫌だ」 以心伝心ですか!?さ、さすがだアスラン……(汗) キ「……これって我侭?」 いや、そんな可愛い顔で言われても困るんですが…(汗) ア「――かもしれない。でも、だから人は生きてきたんだろ?長いときの中をずっと」 キ「うん…」 夢や希望があるから、人は未来を信じて生きていける。それを奪われたら、何を求めて生きていけばいいのか教えて欲しいものです。 ア「難しいな…戦ってはいけないのか、戦わなきゃいけないのか」 キ「うん……皆の夢が同じだといいのにね」 ア「……いや、同じなんだ、たぶん」 キ「え?」 ア「でもそれを知らないんだ、俺たちは皆」 あれだけ仲が悪くても、思い出すのはシン・アスカ。 「戦いのない世界」を望むのは彼も自分達も同じである事を知っているアスランは、もどかしい気持ちで一杯なようで。 ≪AA飛び立つ≫ 宇宙へ行くAAおよびオーブ艦隊のクルーの前で、カガリ激励。 三尉から准将に昇進したキラはカガリの隣。階級関係なしで、キラの隣がデフォルトなラクス。 キラとは逆隣にAA艦長・マリューさん。その隣はネオががっちりキープ。 「この2組はすでに夫婦のようなものだからちょっかい出すなよ」宣言ですか?(爆) アスランおよびAAクルーは大人数の中で最前列を陣取ってます。 AA、かなり重要視されてますねぇ。いや、主戦力だから当たり前だろうけど。 アスラン、カガリの指に贈った指輪がないことに気づき、微妙に動揺。 「オーブは、何より望みたいのは平和だが、だがそれは自由・自立の中での事だ。屈服や従属は選べない」とのことで、AAらは出撃。AAはコペルニクスで情報収集するそうで。 確かに、自由のない世界で『平和』って違和感が…… 演説後、カガリはネオにアカツキを頼みます。 元捕虜でも未だネオでも、ムウさんであることに違いないのでいきなり一佐ですか。 それを後ろから見守るアスラン。カガリはアスランを見ることなく、キサカを連れて仕事に戻る。 今回はキサカさんもお留守番、と。 キラとラクスはアスランに近づき、「いいのか?」と心配そう。やはり親友と妹(or姉)の恋は心配な様子。 自分の方は全然心配ないですしね! 穏やかに「今はこれでいい。夢は同じだ」と言うアスラン。 なるほど。諦めの悪い彼は、必ずカガリの指にもう一度アレをはめるってことですね! ←ぇ ナイス!諦めの悪い男!!(一方通行だとうざいだけですが) 戻るカガリと偶然出会うメイリン。 カガリは危なっかしい旦那を彼女に頼みます。 メイリンにカガリの代わりはできないでしょうよ…(汗) ヘタレなアスランには喝を入れてくれる女性じゃないと。てか、ヤツが メイリンの前では微笑んでいたカガリも、過ぎれば涙を浮かべ、それでもグッと堪える。 せ、切なっ! 発進するAAを、敬礼で見送るカガリとキサカさん他。 前を見据えるキラ、アスラン、ラクス――で次回へ続く。 ……で、どうしても納得できないんですがね? ジブリールがあっさりやられすぎだろ!? 何あの簡単さ!雑魚扱い!?いや実際ザコだけども!! 種のアズラエルだって49話まで粘ったよ!?まあ粘られたら話数的に終わらなさそうで困るけど!! 唯一しっくりきたのが議長の手駒であるレイにやられたことってのがまた虚しいんですが! こんなにモヤモヤするのは私だけなんだろうか。 |