ACT.73 ダーク・ムーン 今回は蓮キョ萌えがございませんでした・・・・蓮様カッコいい〜とかはありましたが(笑) ≪表紙≫ 自信に溢れた蓮様がドドン!とvv その裏では緒方監督が目を見開き、社長は静かに見守っております。 逸美ちゃんは思いっきり不機嫌です。余程女優魂を傷つけられたようですね(笑) そしてキョーコちゃんは、「俳優・敦賀蓮が帰って来たーーー!!」と頬を染めて乙女顔全開です。 ・・・・・・・『俳優』はいりませんってば(涙) ≪演技開始前≫ 蓮様の行動に、スタッフの男性3人が「カッケ〜〜〜」と頬を染めております。 男性をもオとすとは・・・・・・さすが蓮様。色気の放出度が違いま(殴) そして彼らも、蓮様のセリフは逸美ちゃんのプライドをズタズタに傷つけたと思っているようですね(笑) 大方の予想通り、逸美ちゃんは大層ご立腹。 以前、蓮様がこのシーンでリテイク出しまくっていた事がかなり影響してようです。 あの蓮様を「あなたなんか」扱いするとは・・・・・・ちょっと調子こいてますか?? 「アドリブで演技くらい私にだってできる」と思った後、蓮様が緒方監督に宣言した演技の流れを思い浮かべ、「・・・・・本当に私がどんな演技してもそこへ持っていけるのかしら・・・」と思案顔。 その後浮かべた笑みが黒いですねお嬢さん。 一方、蓮様は緒方監督に演技テストを開始しても良いか尋ねられます。 それに同意した後、視線を社長に移し――そのままキョーコちゃんへvv アレです!絶対逸美ちゃんをキョーコちゃんに脳内変換するための前準備(?)ですよ!! キョーコちゃんは相変わらずの恋する乙女顔で蓮様を見つめております。 表情だけじゃなく気持ちも『恋する乙女』になる日は一体いつ・・・(涙) キョーコちゃんが昨夜の『ごっこ遊び』を思い浮かべ、これから見る『嘉月』に思いっきり期待しているところで演技開始。 ≪演技テスト≫ ・・・・・・・女優って凄いですね・・・( ̄  ̄;) 逸美ちゃんがクールな分、『美月』とのギャップが・・・・ えっと・・・・私、逸美ちゃん嫌いじゃありませんけど――というか好きな方ですけど・・・・・・ゴメンね? キョーコちゃんの方が『美月』のイメージにピッタリだよね。(酷) 演技テストの最中、緒方監督が何かに気づきました。キョーコちゃんも「この間までの嘉月とは違う」と。 共演者の女性二人(ごめんなさい、誰かわかりません/汗)の会話によると、『セリフのタイミング』と『苦笑の表現』が異なっているようです。しかも、今の方が断然良いそうで。 キョーコちゃんとの濃密な一夜のおかげですね! ←待て 緒方監督が素敵なエンジェル・スマイルを浮かべる中、演技は進みます。 そしてやってくる問題のシーン。スタッフはもちろん、緒方監督、社長、逸美ちゃん、蓮様、キョーコちゃんに緊迫感が走ります。 以前フリーズしてしまったセリフの後―― きた。 降臨だ。 夜の帝王!!! 目つきが!!声が!!手の握り方が!!指の動きが!!つーか全てが!!! エロいぞ敦賀氏!!! ←ぇ 手を触るだけで相手に「ぞく・・・っ」っとさせられるなんて――――何者ですか貴方!? いやンな事より貴方今逸美ちゃんの指を口に運びましたね!?たとえ演技でも初めから本当にする気なんてさらさら無くてもやりましたね!? 見たくなかったぜ敦賀氏!!(涙) 全国の蓮キョファンが嘆いたと思われるこのシーン。 やられた逸美ちゃんは当然の事、監督、スタッフ、共演者――み〜んなで赤面です。 ――いや、つい(十)数時間前に経験して多少の耐性を持ったキョーコちゃんだけは逸美ちゃんの反応に「・・・わかる・・・その気持ち・・・」と遠い目で共感してますね。 あははー。何を言ってるのかねキョーコちゃん。 これはただの演技です。 計算して理性的に降臨した(←何だそれは)夜の帝王です。 貴女にクラクラして本能的に降臨した夜の帝王とは違いますから★ 確かに衣装とかは今回の方が『夜の帝王』っぽいですけど、妖艶さで言えば前回の方がダントツだと思いますよ?? 一方、逸美ちゃんは動揺中。 どうやら絶対に自分からはセリフを言わず、蓮様を困らせる(?)つもりだったようで。 ・・・・・・心から好きだった頃の逸美ちゃんカムバーック!! そんな逸美ちゃん――『美月』に、夜の帝王化した『嘉月』はクスクスと笑います。ここでも昨夜の演技練習の成果を発揮。 そして、メッチャ冷たい表情で「好きでもない娘(こ)の指を舐めたりなんかしない」と。 蓮様・・・・間違っても、たとえ明日世界が終わろうとも、キョーコちゃんにソレをするのは止めて下さいネ? 自分の気持ちを隠すためだろうが、そんな事した日には小話で『お預けの刑』or『明日香さんによるイジメ』を行いますからね?? その演技は、社長、キョーコちゃん、逸美ちゃんに衝撃的なものだったようで、三人とも目を見開いてジッと見つめてます。まあ、普通に考えれば好きな相手に言うセリフでも、向ける態度でもないですからね(笑) この後どう続くのか――待て次回☆ |