サチ様の5000hitリク、「蓮キョ・思いっきり甘々」でした♪
たぶん、甘いんじゃない…か……な?むしろこれは微エ○……?
『思いっきり』ってことなんで頑張りましたけど……ジャンル、間違ってたり……?(汗)
ちなみに、暴走する蓮様を止めるためだけにモー子さんを登場させました(爆)
サチ様、満足していただけないかも知れませんが大目に見てやってくださいませっ!「ジャンルが違う!」等の苦情を受け付けます!
危険なのは誰? 「蓮、ちょっと出かけてくるわね」 「……ちょっと待った」 「へ?」 「こんな時間にどこへ行く気?」 ――ぷち魔王、降臨。(つまり大魔王になる十歩ほど前) だが、そのピリピリした空気は健在である。 魔王の恐ろしさを否という程味わっているキョーコとしては、もうこの段階でも十分な恐怖だ。 「ななななんで蓮怒ってるの??」 「今、何時?」 「い、今?えと……夜の11時?」 「うん、そう。 ――で、こんな時間に一人でどこ行く気なのかな?俺のお姫様は」 (いまっ、いま絶っっっ対に温度下がったぁぁぁぁぁっ) もはや心の中は号泣状態だ。 キョーコには何故蓮が怒っているのか、その理由がわからない。わからないが、ここは質問されたことに答えた方が良いと本能が訴えかけてきている。 「あ、あのね、調味料を買いにすぐそこのコンビニまで……」 「キョーコちゃん?」 「は、はいっ」 「俺、以前にも言ったよね?『女の子が夜遅くに出かけて、襲われたらどうするんだ?』って。それがすぐ近くのコンビニでも同じだとは思わないのか?」 「え?襲われたら……?…………(回想中)…………言ったっけ??」 「……それすら思い出せないんだ?」(にっこり) 「(笑顔が怖いぃぃぃぃっ)め、面目ありません……」 「ふふ、別にいいんだよ?言葉でいくら言ってもわからないってことだろう?なら、身体に憶えてもらおうかなv」 (い〜〜〜〜〜や〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!) ぷち魔王から(ある意味魔王より性質の悪い)迫りモードへと切り替わった蓮を見て、キョーコは声にならない叫び声をあげた。 後退りするキョーコを、じりじりと追い詰めて行く蓮。 「れれれれ蓮っ!もう十分理解したからっ」 「ダメ。言葉だけだと忘れてしまうって実証済みだし?」 「いえっ、今度こそ大丈夫だからっ」 「信用できない」 「いやホントに大じょんんっ」 言葉途中で唇を塞がれる。しかもいつもよりかなり深く、激しい口付け。 「……んっ……れ…ちょ……っ」 ――あまりの息苦しさに抵抗らしい抵抗すらできないでいること数十秒。やっと解放されたときには脚に力が入らず、座り込みそうになる。 が、その前に蓮にしっかりと抱き留められた。 蓮の怒りも収まったのだと思い、霞掛かった意識の中でホッとしたキョーコだったが…… 「もう少し身体に憶えてもらおうかなv」 「ちょ、ちょっと待っ」 「待ちません。」 第2ラウンド、開始。 「………………………………んん〜〜〜っ!!」(バシバシッ) 「……苦しい?」 「…………あた…りっ……え…でしょ……っ」 「わかった。キスはこれでお終いv」 「……………『は』……?」 キョーコは言葉の意味をよくわかっていない。とりあえず、これ以上呼吸困難に陥ることはない、ということだけは理解しているようだが。 逆にそれはもう楽しそうな表情を浮かべ、キョーコの首元に唇を寄せる蓮。 「お仕置き」はどこへいったんだ。「目的」と「手段」の優先度が入れ替わっているぞ。 「……っ!?蓮、何やってるのっ/////」 「何って……キスマ」 「そんなこと言わなくていいからっ/// 私が訊きたいのは、どうしてソレをしなくちゃいけないのかってことっ」 「ん?危機感の足りないお嬢さんに『男は危険だよ』ってことを実地で教えて――」 「貴方が一番危険よっ!!」 「…………どの口がそんなことを言うのかな?」(にっこりvv) 思わず言ってはいけない事実を口走ってしまった彼女に、蓮の似非紳士スマイルが炸裂する。 「やっぱり口を塞いでしまった方がいいみたいだね?」 「そんなコトないと思いマス。」 「遠慮しなくていいんだよ?」 「してませン。」 「そう…… じゃ、次は胸元だなv」 「なんでよぉぉぉぉぉっ!?」 ・・・プルル〜〜〜〜・・ 速やかに作業に入っていた蓮だが、不意に携帯が鳴り始めた。 天の助けとばかりに反応するキョーコ。 「蓮っ、携帯が鳴ってるわっ!」 「鳴ってるね」 「出ないとダメでしょっ?こんな時間に掛かってくるってことは、何か大切な用事だろうしっ」 「今キョーコとこうしていること以上に大切なことなんて無いね。それに留守電にしているから大丈夫」 蓮の言葉に思わず感動してしまったキョーコだが、このままだと自分の身が危うい。 どうしたものかと頭をフル回転させるが、何も思いつかない。 ・・プルル〜〜ぷっ 『只今電話に出ることができません……』 電話も、ついに留守電に繋がってしまった。 これでもうあれを利用することはできないと絶望していると―― 『もしもし、敦賀さん?琴南ですけど……』 「モー子さん!?」 なんと奏江からの電話だった。流石にこれには驚いている蓮。 『先に言っておきますけど、居留守を使っても無駄ですからね? キョーコ、明日は結構キツイ仕事が入ってるんです。だから、無茶はさせないでくださいね?もしさせたら倖一さんにその携帯を破壊(クラッシュ)させますよ? ――用事はそれだけですから。お休みなさい』 ぶつっ 「「………………」」 恐るべし、琴南奏江。 親友の窮地を如何な手段を以ってか察知したようである。 他の人の連絡先はどうでもいいがキョーコとのメールだけは失うわけにはいかない蓮は、断腸の思いで「お仕置き」という名の押し倒しを諦めたのだった…… 次の日、涙を流して奏江に抱きつくキョーコの姿と、不機嫌な蓮に怯える社の姿が事務所で目撃されている。
サチ様の5000hitリク、「蓮キョ・思いっきり甘々」でした♪
たぶん、甘いんじゃない…か……な?むしろこれは微エ○……? 『思いっきり』ってことなんで頑張りましたけど……ジャンル、間違ってたり……?(汗) ちなみに、暴走する蓮様を止めるためだけにモー子さんを登場させました(爆) サチ様、満足していただけないかも知れませんが大目に見てやってくださいませっ!「ジャンルが違う!」等の苦情を受け付けます! |