佳奈様からの10300hitリク、「ラブラブ・蓮とキョーコが結婚していて、子供(男女の双子)がいる」でした。
……ラブラブ?どこが? ←お前が言うな
子供ネタはやりたかったことなので楽しかったですけどv しかも男女の双子ネタを妄想してたので、今回のリクはまさに「棚から牡丹餅」!(笑)
佳奈様…子供のセリフがない話になってしまいました……(汗) 子供の活躍を期待されていたなら、本当に申し訳ないです……
苦情承りますのでっ!
小さな星たち 蓮とキョーコが結婚してからちょうど一年後、二人の間には可愛い子供が誕生した。 しかも双子。おまけに二卵性双生児。更に言えば男の子と女の子。 結婚した時から「一緒に酒を飲む息子も欲しいけどキョーコに似た可愛い娘も欲しい……キョーコ、同時に産んでくれない?」(キュラリ☆)なんて無茶を言っていた蓮は、目がつぶれそうなほど神々しい笑顔を始終浮かべていた。 そしてその事実を知っている某マネージャーは、「恐るべし…蓮の遺伝子」と戦慄していたとか。 男の子の名前は「昴」。女の子の名前は「星華」。 二人の名前には「夜空にある星のように、無限の可能性を持つ子になるように」との願いが込められている。また、「輝ける大切な宝物」との想いも…… それから三年。双子の兄妹は元気に育っていた。 昴は蓮の生き写しと言っても過言ではなく、3歳児にしてふわりと微笑む姿は多くのママさん達を魅了している。一方、星華はキョーコの生き写し。ほわほわとした笑顔は見る者全てに安らぎを与えてくれている。 成長するにしたがって姿だけでなく性格まで両親と瓜二つになっていく様は、「遺伝子の交配、されてないんじゃない……?」と奏江が零すほどであった。 今は二人揃ってお昼寝中。 久々に両親が一日中家にいることが嬉しかったらしく、先程までははしゃいだり甘えたりしていたのだが、一気に解放した分疲れてしまったようだ。 二人をベッドに運んでリビングに戻った蓮とキョーコは幸せそうな、それでいて困ったような微笑みを交わす。 「やっぱり、寂しい思いをさせていたんだよね。仕事でほとんど休みなしだから…」 「うん……でも、あの子達はちゃんとわかってくれているわ。その分溜め込んだりせずに寂しいときは寂しいって言ってくれるし」 「そうだね……何にしても、無事育ってくれて嬉しいよ」 「そうね、蓮に似て、二人とも病気一つしたことないものv」 「ああ。妊娠中はハラハラした……むしろ心臓が止まりそうな毎日だったからね…」 「あ、あははは〜」 そう言って遠い目をする蓮に、キョーコはただ空笑いするしかない。 妊婦に激しい運動がご法度なのは常識である。だというのにキョーコは―― 「れ〜んっ!忘れものしてるわよーっ」 「ちょっ…キョーコ!走るなっ!!」 「よいしょ…っと」 「キョーコっ!重いモノは持つんじゃない!!」 「うわっ!?……っと。危ない危ないv」 「『危ない』じゃないっ!なんでもないところでコケないでくれっ!!」 ……などなど、実にスリリングな日々を送っていたのだった。 蓮は当時のことを思い出しながら溜息をつく。 「本当に君は無茶ばかりしてくれて……いっそのこと縛りつけて朝から晩まで傍に置いておこうかと思ってたよ…」 「(うわ、危なかったのね……私)で、でもね?私も初めての妊娠で嬉しかったから、落ち着いていられなかったの」 「……わかってる。だから実際にやりはしなかっただろう?」 苦笑する蓮に、キョーコも笑い返す。 「そうだったわねv それにしても、昴ったら本当に蓮そっくりよねー。きっとカッコ良くなってたくさんの女の子達にモテるんだろうなぁv」 「それを言うなら星華もキョーコそっくりじゃないか。今は『可愛い』だけど、そのうち『キレイ』になって男が群がってくるだろうな……(排除するけどね)」 「そうなったらいいわねv昴も普段は優しい子だし頭の回転もいいし、何でも器用にこなすから将来が楽しみv(時々見せる顔に大魔王を連想してしまうけど…)」 「星華も一途で一生懸命な子だよ。努力家なのは君似だね。(あの不穏な空気も)」 「そう?……確かにそうかも」 「だろう?」 「あー、でも不安なところもあるなぁ」 「何?」 「昴、空腹中枢がおかしいのよね……誰かさんに似て」 「そうかい?よく食べてると思うけど?」 「家ではね。でも、託児所では全然食べないそうよ。 将来、私がいないときにちゃんとご飯食べてくれるか心配だわ」 「……それなら大丈夫。きっと星華が料理上手になるから」 「??それのどこが大丈夫なわけ?」 「昴が俺に似てあまり食べないなら、キョーコと星華の料理は絶対に食べるよ。何しろ俺がそうだからね」 「/// そ、そう…」 ……もはや子供の話をしているのか惚気ているのかわからない。 自信満々に宣言する蓮に、キョーコは照れて顔を紅く染めてしまう。下手に褒められるより性質が悪いらしい。 結婚して妻となり二児の母親となった今でも、キョーコの初々しさは変わらない。 その様子に、蓮は優しい微笑みと妖しい笑顔を浮かべた。 「さて……『親』の会話はこれでオシマイ」 「へ?」 「今からは『夫婦』の会話をしようかv」(にっこりvv) 「(『会話』だけで済む顔じゃないわよーーーっ) エ、遠慮シマス…」 「(スルー)まずは寝室でリラックスだねvv」(ひょいv) 「い〜〜〜や〜〜〜〜〜〜っ(涙)」 ――敦賀家に、家族が増える日は近い……? (終われ)
佳奈様からの10300hitリク、「ラブラブ・蓮とキョーコが結婚していて、子供(男女の双子)がいる」でした。
……ラブラブ?どこが? ←お前が言うな 子供ネタはやりたかったことなので楽しかったですけどv しかも男女の双子ネタを妄想してたので、今回のリクはまさに「棚から牡丹餅」!(笑) 佳奈様…子供のセリフがない話になってしまいました……(汗) 子供の活躍を期待されていたなら、本当に申し訳ないです…… 苦情承りますのでっ! |