Trick or Treat?





『よぉ、ハニー!
 今晩、パーティーをやるから、俺さまの邸に来い!
 衣装はこっちで準備するから何も持ってくるなよ!
 嫌とは言わせないぜ!
 絶対来いよ!』




――大きな邸の大きな扉。
何度もきたことはあるけれども、毎度毎度緊張してしまう。
夕刻、あたしは彼に指示されたとおりこの邸にやってきた。
彼からの手紙を握りしめて・・・。


ふぅと深呼吸をし、再度このあたしの前に立ちはだかる扉を見据える。
彼に呼び出された経緯を思い出しながら・・・。




ゼロス・ワイルダーのサインとともに投げ込まれた一通の手紙。
朝っぱらから、この手紙の内容に起こされたようなものだ。
いつもにも増してテンションが高く、そして命令口調。
サインから本人からの手紙だということは解かるけど、突然なのはいつもだけど、「一体何なんだ?」と。
あたしは呆れて絶句してしまったのだ。
頭領と相談した結果、「ワイルダー家の誘いを、理由もなく断るわけにはいかないだろう」ということで、あたしは王都メルトキオに行くことになってしまった。




恐る恐るドアに手をかける。
ゆっくりとノックをすると、大きなドアがギィと音を立てて開かれた。
「お待ちしておりました。」
頭を深々と下げ、出迎えてくれたのは執事のセバスチャン。
「こんにちは。」
あたしも頭を下げ、挨拶をする。
「では、こちらにどうぞ。」
凛とした姿勢で歩き出すセバスチャンの後を慌てて追う。
煌びやかな部屋。特にいつもと変わったところはない。
「ねぇ、ゼロスは?」
階段を登りながら、あたしはセバスチャンに尋ねた。
すると、セバスチャンは足を止めることはなく、首をやや後にいるあたしのほうに向け、答えをくれた。
「ゼロスさまは、只今パーティーの準備をしているところでございます。」
「そっか。」
自分の部屋にいるんだろうか、あたしはゼロスの部屋をチラリとみる。しかし、閉ざされた扉はそのまま何も起きることはなかった。
「こちらの部屋でお召し換えくださいませ。」
一つの部屋の前で止まり、ドアが開かれた。
「あ、はい。」
促されるまま部屋に入るとそこは客間で、奥にはメイドが立っていた。
「お待ちしておりました、しいなさま。」
彼女はセバスチャン同様にあたしに深々と頭を下げた。
「あ、あぁ。」
こういった丁寧な扱いにはどうも慣れない。
ミズホにだって礼儀はあるが、それとはちょっと違って、かえって緊張してしまう。
「では、こちらにどうぞ。」
彼女は、セバスチャンがドアを閉めたのを確認すると、あたしを部屋の中央に誘導する。
「お召し換えをお手伝いさせていただきます。」
そういって再び軽く頭を下げると、奥から服を取り出してきた。
あたしはソレをみて絶句をしてしまった。
「コ、コレ着るの?」
服を指差して彼女に尋ねると、
「はい、パーティーの衣装でございます。」
とニコリと微笑んで答えてくれた。




『会場の準備をしておりますので、今しばらくお待ちください。』


そうセバスチャンが告げにきてくれてから、一体どれくらいの時間が経っただろうか。
たぶん、小一時間というところだろう。
その間、退屈させないようにと、お茶やらお菓子やらを出してくれた。
『せっかく出してくれるし』と思って、あたしもお菓子をつまみながら、『一体何のパーティーだろうと』思考を巡らす。
まぁ、こんな客間に閉じ込められていたころで解かるはずもないんだけど。
・・・というよりは、本音を言えばそうでもして気を紛らわせたかったのだ。
こんな慣れない格好をさせられて待たされているのは、どうしても落ち着かなかったから。


『しいなさま。では、ご案内します。』
セバスチャンが迎えに来て、邸の隣のパーティー会場へ案内された。
パーティーというんだから、ここに連れてこられることには納得。
緊張と不安でいっぱいの胸は、何とも言えない高鳴った音を立てる。
「では、ごゆっくりお楽しみくださいませ。」
セバスチャンがそう言ってドアの前で頭を下げると、それに合わせて扉が開かれた。
中からは光が漏れ出だし、軽快な音楽が聴こえてくる。
扉が全部開かれ、光に目が慣れてきたとき、あたしは今まで見たことのない、この異様な光景に・・・自分の目を疑った。
そして、パーティーの意味、この衣装の意味を悟ったのだ。




「な、何・・・?」


あたしはその場に立ち尽くし、そんな言葉を漏らす。
すると、そばにいたセバスチャンが説明してくれる。
「ハロウィンパーティーにございます。」
『それは知ってるけど・・・』と頭の中で思いながら、自分の有りっ丈の知識を錯誤してみる。
『こんなものなの?』という疑問が頭を過ぎるが、実際あたしはハロウィンパーティーに出たことはない。
情報網として話を聞いたことがあるだけだ。
しかし、ここまできてしまっては、今更後には引けない。
『こういうものなんだ、コレは』と自分の頭に言いきかせ、あたしは人ごみの中にゆっくりと足をすすめた。


大勢の人がいろいろな仮装をしている。
みたことがある顔もチラホラ。
さすがにワイルダー家のパーティーだけあって、各界の有名人が参列している。
『あたしは場違いだなぁ』と思いながらも、とにかくあたしを呼び出したアイツを探すことにした。
パーティーの主催者で、得意満面な顔をしているはずの彼を・・・。


「あ!しいなだ!!」
ふと、聞き覚えのある声がして振り返る。
すると、少し離れたところでジーニアスがあたしを指差していた。
その周りには、なんと懐かしい顔ぶれ。


「みんな!!」


あたしは思わず満面の笑みを浮かべ、彼らに駆け寄った。
あの長い長い旅の後、あまり会うことのなかった仲間。
その彼らがここに集っていたのだ。
・・・あたし同様、ちょっと変な格好をして。


「懐かしいじゃないか!どうしたんだい!?」
興奮して声が高ぶってしまう。
「ゼロスさんが招待してくれたんだよ!」
そう嬉しそうに答えてくれたのはコレット。
相変わらず、胸の前で手を組むのは癖のようだ。
しかし、コレットには似合わない黒い衣装に、あたしは疑問を抱く。
「もしかしてみんなも、ゼロスが用意した衣装着せられてるのかい?」
みんなを見渡してそう尋ねると、それぞれに頷いた。
皆、あたし同様ココに着てから着替えさせられたんだろう。
衣装をみながらその様子を想像すると、ちょっと笑いがこみ上げてくる。
大体何を着せられているのかは解かるけど・・・あたしは一応尋ねて回ることにした。


「コレットは・・・何?」
「悪魔さんだって〜!天使のイメージが強いから、逆に悪魔にしてみたって。」
あたしの質問に、笑顔で答えてくれるコレット。
確かに・・・ゼロスらしいなと思う。
天使の仮装だってありだとは思うけど、それを悪魔にしちまったか。
黒いひらひらした衣装に身を包み、プラチナブロンドの髪には悪魔のツノと尻尾をつけている。
かわいらしいデザインと過度すぎない露出は、コレットに合わせたんだろう。
しかし・・・黒はやっぱり似合わないな。
「何か、マ?」
コレットがあたしの顔を覗き込んできた。
あたしがまじまじと見つめてしまったからだろう。
「いや、そんなことないよ。」
嘘をつくのは上手くないけど、否定してみる。
するとコレットはニコリと笑い、『可愛いよね〜!』と言いながらくるりと回ってみせた。
・・・コレットはどうやら気に入ってるらしい。
そんなはしゃぐコレットを嬉しそうに横でみているのは、ロイド。
「んで、ロイドは・・・犬?」
冗談めかしてそう聞くと、『ち、違うよ!』とムキになって怒り出すロイド。
「これは、オオカミオトコ!」
ふんと鼻を鳴らしてそういうロイドは、やっぱり犬に見えてしまう。
ちゃんとした衣装なのに、ロイドが着ると犬の着ぐるみのように見える。
「ま、コレットを襲わないようにしなよ!」
そう笑いながら肩を叩くと、ロイドとコレットは二人して顔を真っ赤にした。
・・・いつまでもお子さまだな、と笑いを堪えながらふと目をやると、リーガルと目が合った。
「リーガルは、イメージにピッタリだよ。」
あたしが一目見た感想を言うと、『そうか』とリーガルも頷く。
改めて自分の服装を眺めているリーガルの後から、ひょこっと出てきたのはプレセア。
「一緒に旅をしていたときのリーガルさん、そのままです。」
相変わらず冷静な口調で意見をくれるプレセア。
そんなプレセアは黒猫の仮装をさせられていた。
ピンクの髪に黒い耳ががよく映える。
子どもなのに大人びているプレセアには、もってこいの選択だと思った。
「プレセアは、ほんとよく似合ってるわ。」
その横に立つリフィル。
プレセアをみながら、『かわいいわ』と呟く。
「それに比べ、リーガルは・・・。」
プレセアからリーガルに視線を移し、まじまじと見つめるリフィル。
怪訝そうな顔をしているところを見ると、この怪物の仮装にあまり好感をもてないらしい。
「でも、リフィルも負けてないよ。」
あたしは二人を見比べ笑ってそういうと、リフィルは『まぁ!』と過度な反応をみせる。
フランケンシュタインのリーガルと、メデューサのリフィル。
どっちも怖い怪物と言ったところか。
それでも、周りの来客者に比べ、あまりリアルにさせなかったのは、ゼロスなりの配慮なのだろう。
「みんなはまだいいよ!僕なんか・・・。」
怒りながら割るように入ってきたのはジーニアス。
まっさらなシーツをすぽりとかぶせたような衣装に身を包まれているところをみると・・・。


「でも、よく似合ってるだろ?」


聞き覚えのある声にはっとする。
慌てて振り返ると、ゼロスが真後ろに立っていた。
「ゼロス!」
あたしの口から思わず名前が出るが、彼はあたしにニヤリと笑いかけただけで、横を通り過ぎてジーニアスの前に出た。
「何で僕だけこんな格好なんだよ!」
そんなゼロスにずいと身を乗り出して、ジーニアスが怒りの声を出す。
「がきんちょはそれで十分なんだよ!」
高見から見下ろすように言われ、地団太を踏むジーニアス。
ゼロスはそんなジーニアスの反応にはお構いなしに、後に下がっていたフードをジーニアスにかぶせた。
すっぽりと顔を隠してかぶったフードには、かわいらしいお化けの顔が描かれている。
それをみて『うひゃひゃひゃ!』と笑うゼロス。
ジーニアスはすぐにフードを取ると、『もう!』とゼロスを睨んだ。
それを『まぁまぁ』とリフィルになだめられている。
全く、この二人は相変わらずだなぁと思ってしまう。
微笑ましいような、呆れてしまうような・・・。
ゼロスの背中を見ながらそんなことを考えていると、くるりと彼が振り返った。


「ようこそ、しいなさま。」


わざとらしく社交的な話し方をし、ドラキュラの仮装の黒い大きなマントを使ってお辞儀をするゼロス。
「あ、あぁ。」
なんと返していいか解からず、思わずあたしも軽く頭を下げる。
「んじゃみんな、ちょっとコイツ借りるわ。」
・・・と、頭を上げ終わらないうちに彼にガシッと肩を掴まれた。
「え!?」
「まぁ、ゆっくり楽しんでってくれよな!」
わけがわからず挙動不審になるあたしにはお構いなしに、ゼロスはそうみんなに言いながら手を軽く振って歩き出す。
「ちょ、ちょっと・・・。」
肩を掴まれているあたしは、彼に引っ張られるようにしてみんなから引き離されていく。
みんなは何故か笑顔で、手を振ってあたしたちを見送ってくれている。
「みんなに挨拶はいいのかい!?」
ゼロスと、遠ざかっていくみんなを見比べ、焦って彼に声をかける。
何とかみんなのところに戻らなきゃ・・・とあたしは必死だ。
「あいつらには、おまえがくる前にちゃんと挨拶したさ。」
あたしの顔をみることなく、ゼロスは人ごみをかき分けてずかずかと歩いていく。
「んじゃ、どこにいくのさ!」
半ば怒ってあたしが尋ねるが、ゼロスは何も言わずそのまま歩いた。
結局、目的地に着くまであたしの方をみることもなく・・・。




連れてこられたのはバルコニー。
夜の涼しい風が吹き抜け、サワサワと葉の擦れる音を鳴らす。
中で奏でられている軽快な音楽がガラス越しに漏れて聞こえ、それが何だか心地いい。


「いい風だな〜。」
引っ張ってきたあたしを放し、バルコニーに置いてあったイスに腰掛け、夜風に髪を靡かせるゼロス。
あたしは開放された場所、出口付近に立ったまま腕を組み、彼の様子を伺う。
「んで、こんなところに連れ出して、一体何なんだい?」
「ん?」
と相変わらず得意のとぼけた反応。
質問に対する答えをくれない彼に、あたしは苛立ちを感じはじめる。
それを察したのか、ふぅと肩をすくめるゼロス。
そして、流し目を使ってあたしをみて、


「そのセクシーな格好してるしいなちゃんを、独り占めしたかったんだよ。」


といかにも真面目っぽくそういう。
「バッバカ!!あんたがこんな格好させたんじゃないか!」
ムキになるあたしにクスリと笑うゼロス。
クスクスと笑いながらゆっくりと立ち上がり、あたしの前へとやってくる。
「そのセクシーな魔女の姿、似合ってるぜ。食べちゃいたいくらいだ。」
マントを広げ、血を吸うドラキュラのように牙をむける。
「ばかにしないどくれよ!」
怒って拳を振り上げると、『おっと』と簡単に受け止められてしまう。
そのまま腕を掴まれ、あたしの身動きを取れないようにすると、首筋に牙をむけてきた。


「っ!!」


彼の偽物の牙があたしの首に触れた瞬間、ゾクリと背中が凍りつく。
そして、次の瞬間あたしは彼を張り倒していた。


「な、何するんだい!」
足元で尻餅をつく彼を見下ろしながら、あたしは叫ぶ。
「冗談だよ、冗談だってば〜。」
『イテテ』と腰をさすりながら、弁解する彼。
「冗談にもほどがあるだろ!」
頭に血が上るのを感じながら、さらに罵声を浴びせる。
「悪かったよ〜。」
とても反省したようには見えない彼の言葉に、『もう!』と足を鳴らしてしまうあたし。
「みんなのとこに行くからね!」
尻餅をついたままの彼を横目にあたしは駆け出した。
そしてガラス張りの大きな窓を勢いよく開け、再び中へ入った。
眩い光と会場いっぱいに広がる音に一瞬目を眩ませながらも、あたしは仲間を探した。
怒りを抑えきれず、彼から逃げるように必死に走った。
そして、真っ赤な顔を誰にも気付かれないよう、駆ける足を止めることなく・・・。


「しいな!」
リフィルの声がして、はっと我に返った。
どうやら、無意識のうちにみんなのところに辿り着いていたらしい。
「どうしたの?しいな。顔色悪いよ?」
コレットに顔を覗かれ、自分が冷汗をかいていることに気が付く。
「ゼロスのヤツにさ、からかわれたんだよ。」
ふぅとため息をつきながらそういうと、みんなは一瞬のうちに怪訝そうな顔を浮かべた。
「な、何だよ?」
様子のおかしくなったみんなに思わず聞いてしまうと、みんなは顔を見合わせる。
そして、先陣を切ってリフィルが口を開いた。
「今日のパーティーはね、しいなのために開かれたのよ?」
思わぬリフィルの言葉に、あたしは唖然としてしまう。
「そうです。しいなさんが逢いたがっていたからと。」
続けてプレセア。
「私たちも旅をしていたんだけど、それを探してまでよばれたんだよ〜。」
コレットが心配そうな顔をしてそういう。
「しいなを喜ばせたいからって・・・。」
ジーニアスがみんなの顔を見渡しながらそういうと、みんなも頷く。
「一体、どういうことなんだ?」
混乱する頭でみんなにそう聞くと、『そういうことだよ』と・・・後ろから、ゼロスの声。
「みんなに集まってもらったんだよ、おまえが、寂しがってたから。」
視線をやると、ゼロスはほんのり顔を赤くして頭をかいている。
「ま、さっきのは、ちょっと羽目を外しすぎちゃったけどな。」
『ははっ』と笑って申し訳なさそうな顔をするゼロス。
みんなはさっきの出来事は知らないけれども、『どうせいつものことだろう』と思っているんだろう、微笑ましい顔をしてあたしたち二人を見ている。
そんな風に見られると、ちょっと照れくさい。
・・・でも・・・そうか、そうだったんだ・・・。


「あたしも、何も知らずに悪かったよ。」
素直に謝ると、ゼロスも少し恥ずかしそうに『おぅ』と答えてくれた。
「これで仲直りだね!」
満面の笑みでコレットが言う。
それに続いて、
「そうだな!じゃ、せっかくだし、パーティー楽しもうぜ!」
とロイドが拳を高く上げた。
ジーニアスもそれに賛同し、『おー!』と拳を高く上げてジャンプをする。
それを解散のきっかけにして、皆口々にあたしたちに声をかけてきた。
そしてみんなは、自分たちの好きなほうへと散っていった。


「ありがとう。」
みんなが傍からいなくなってから、ゼロスにしっかり向いて、頭を下げる。
「いや、いいってことよ。」
『あはは!』と笑ってみせるゼロス。それが照れ隠しだと、あたしにはわかった。
ちょうどそのとき曲が終わり、会場は一瞬しんと静まる。
が、すぐまた新たな軽快な曲が演奏され始めた。
ゼロスは一瞬空をみてそれに気を取られたような素振りをみせる。
その直後、パッとあたしに視線を移し、
「んじゃ、踊ろうぜ!」
と手を引いて、ホールの中央へと歩みだした。
「え〜〜!?ダンスなんてできないよ!」
あたしは前方を歩く彼に向かって悲鳴を上げる。
『大丈夫大丈夫〜』と軽い口調で言いながら手を引っ張り続ける彼を振り解こうと、一生懸命腕を振る。
そうやって抵抗ながらも、・・・本当は嬉しかった。
彼と踊ることもそうだけれど、今日の彼のしてくれたことが。
あたしを気遣ってくれたことに。
ぐいぐいと引っ張っていく彼をみながら抵抗するのをやめ、『ま、一曲くらいいいか』と呟くあたし。
そんなことくらいでしかできない彼へのお礼。
それが、彼に伝わるかわからないけれど。


人ごみをかき分けてすすんでいく彼の背中をみて、再度あたしは心の中で呟いた。


『ありがとう』


と・・・。


ハロウィンパーティーのために準備してくれたこの衣装はどうかと思うけれども。


ただ呼ぶだけじゃ恥ずかしくて、こういった形式をとったんだろうけど。


仲間を集めて、パーティーを開いてくれたことには感謝します。




『本当にありがとう、ゼロス。』











テイルズサイト『daydream』の如月可愛様から6000hitキリリクで頂いた、ハロウィンネタのゼロしい小説です。

実は如月様、ハロウィンネタは書こうかどうか迷い、むずかしいのでやめていたそうです。しかし、そうとは知らないバカ管理人は寸分違わずハロウィンネタをリクエストしてしまいました(笑) それなのに、如月様はゼロしいだけではなく、主要キャラまで総出演させてくださって……

こんな素晴らしい作品をありがとうございました!