サラサラサラサラサラ……(*´д`*)
あ、甘ぁ……いや、管理人的に、ですけどね。
お題を見た瞬間、「これしかないだろう」と思いましたよ(笑) しっかり二人でバスタイムを楽しんでいただきました!(いや、楽しんだのは蓮様だけか?)
ここまで読んでくださった方、砂吐き袋は大丈夫だったでしょうか?どうも、ありがとうございました!
入浴 「また俺の勝ちだね」 「………………っ」 「ちなみにこれで10勝目」 「〜〜〜〜〜っ!」 「さて、約束通り一緒にお風呂に入ろうかvv」(にっこりv) 「なんでこーなるのよぉぉぉぉぉぉぉっっっ(涙)」 事の始まりは、(あくまでこの二人の場合だが)ごく普通の会話であった。 「キョーコって盤上ゲーム弱そうだよね」 「……なんで弱いと思うわけ?」 「あの手のゲームは戦略を練らなくちゃダメだから」 「それは暗に私がバカだって言いたいの?」 「まさか。ただ、君は騙されやすいからね……」(クス…) 「失礼ねっ!そのくらいできるわよっ」 「…本当に?」 「ええっ」 「俺に勝つ自信があるの?」 「もちろんっ!」 「じゃあ、何か賭けようか?」(にっこり) 「望むところよっ!!」 ――この時点で蓮の策略にしっかり嵌ってしまっていたことに気付かないキョーコ。 こうして、キョーコの知っている盤上ゲームがオセロだけだったため、オセロで勝負することとなったのだった。 そして蓮の出した条件が、「君が1勝でもしたら君の勝ち。何でも言うことを聞いてあげるよ。ただし、俺が10勝したら一緒にお風呂に入ることv」である。一瞬たじろいだキョーコだが、「1勝すればいいんだし…大丈夫よね」と生クリームたっぷりのワインココアより甘い考えを抱き、その条件を飲んだのだ。 このとき、蓮がほくそ笑んでいたのは言うまでもない…… 「なんでそんなに強いのよっ!?しかも10回とも倍以上の差っておかしくない!?」 「ん?」(キュラリン) 「(この似非紳士スマイルは……) ……はっ!?さては絶対に勝つってわかっててあんな条件出したのね!?」 「さあ?」(キュララララ) 「……っ卑怯者ぉぉぉっ!!こんな勝負無こ」 「……キョーコ?」 「はいぃぃぃぃぃぃっ」(ビシッ) 「まさか、一度約束したことを破るなんてマネ……しないよね?」 「…………はい。」 キョーコの最後の抵抗もむなしく、「二人でお風呂v」は実行されることとなった。 「……泡、多過ぎない?」 「いいえ」(きっぱり) 「……そう?」 「そう」(断言) 断腸の思いで踏み切ったキョーコだが、やはり恥ずかしいものは恥ずかしい。 そこで先にバスルームに入り、これでもかと言うほどバスバブルを泡立て、その中に身を沈めたのだった。後から入ってきた蓮が発した台詞は、あながち間違っていない。 蓮としては多少不満が残るが、あの恥ずかしがり屋のキョーコがここまで譲歩してくれただけでも良しとすることにした。 最初は羞恥と緊張でぎこちなかったキョーコだが、いつもと同じような会話をしているうちにそれも解け、割と穏やかな雰囲気になっていた。 ――が、それも次の蓮の一言で終わりを迎える。 「折角だし、背中の流しっこしようかv」 「…………え゛?」 「ほら、後ろ向いて?」 否とは言わせないほど神々しい微笑みで促がす蓮に、浴槽の中であるにも拘らず大量の冷や汗を掻きながらキョーコは、 「ちょ、ちょっと待って蓮!それはダメ!」 「どうして?」 「は、恥ずかしすぎるわっ///(ついでに身の危険も感じるしっ)」 「後ろを向いてるんだから大丈夫だよ。見えないって(最近カンが良くなってきたな)」 「ダメったらダメ!(私の本能が危険だと言ってるものっ)」 「……わかったよ。(好きなだけ触れるチャンスだったのに…) じゃあ、せめて髪を洗うくらいはいいだろう?」 「……まぁそれくらいなら…」 一部不穏な考えが錯綜していたようだが、お互いの譲歩の末、まずはキョーコが蓮の髪を洗うこととなった。もちろん、洗われる方は後ろ向きである。 「わぁ……いつも思ってることだけど、蓮の髪ってほんっとにサラサラよね〜」 「そうかな?」 「そうよ。男の人でこれだけサラサラだなんて……羨ましいなぁ」 「俺はキョーコの柔らかい髪の方が好きだけど?」 「あ、ありがと…/// …………はい、終わったわよ」 泡も洗い流し、終了したことを告げた。 「ありがとう。じゃあ、今度はキョーコが後ろ向いて?」 「はーい」 返事と同時に後ろを向き、瞳を閉じて待つ。程なくして蓮の手がキョーコの髪に触れた。 「やっぱりキョーコの髪は柔らかいね」 「そ、そうかなっ///」 「うん。すごく触り心地がいい」 「どうも…///」 そんなゲロ甘な会話を交わしながらも動いていた蓮の手だが、不意にその動きが止まってしまった。 「?どうしたの?」 「………………ヤバい」 「???なにが?」 チュ… 「っ!? れ、蓮っ!い、今……っ」 「ごめんね?あまりにもキョーコのうなじが色っぽかったから、ね……」 「〜〜〜〜〜っ/////」 次の日、奏江に首元のキスマークを指摘されて真っ赤になるキョーコの姿があったとか。
サラサラサラサラサラ……(*´д`*)
あ、甘ぁ……いや、管理人的に、ですけどね。 お題を見た瞬間、「これしかないだろう」と思いましたよ(笑) しっかり二人でバスタイムを楽しんでいただきました!(いや、楽しんだのは蓮様だけか?) ここまで読んでくださった方、砂吐き袋は大丈夫だったでしょうか?どうも、ありがとうございました! |