お姫様の住処





「もういい」
「何がもういいんだ!?よくなんかない!!」
「よくなくって結構!!」
「反抗期!!」
「反抗期で結構。私は若いもの。貴方と違って」
「4つしか違わない」
「4年あったら小学生も高校生になります。それに貴方はとてもじゃないけど年相応には見えません」
「大人っぽい。いいことじゃないか」
「言葉を濁せば『老け面』」
「・・キョ―コ・・・」
「何よ」
「いい加減にしなさい」
「何が」
「一体何が気に食わないっていうんだ」
「そうねぇ・・・強いてあげれば貴方の言動かしら?」
「ほう・・これは大胆だね。どの辺りのことかな?是非お聞かせ願いたい」
「天然タラシなところとか?」
「・・一体俺のドコが・・・」
「やっぱり自覚なし?全く・・こっちの身にもなって頂戴」
「俺のドコが・・・」
「まだ言ってる・・・じゃあ教えてあげるわ!!貴方ねぇ、よく私のこと『お姫様』なんて言うけどねぇ!!一国一城の娘でもないのに何がお姫様よ!?どこぞのお姫様だっていうの!?」
「俺のお姫様」
「ホラ!!そういうことをサラっと言うな!サラっと!!それにアンタは王子か!?」
「なんならカボチャパンツでもはきましょうかね?」
「意外とお似合いかもよ?」
「・・・」
「と・に・か・く!!私はもう知らないから!!」
「ちょっ!!キョ―コ!!」



『一国一城のお姫様じゃあるまいし!!』


・・・・・・・
「それだ!!!」









「と、いうわけでウチはお城の形をしてるんだよ」
「パパしゅごいvvv ママはおひめさまなんだねvvv」
「そうだよ。勿論君もだよ?俺の可愛いお姫様vv」


・・・・・・・・
(そうだったんだ・・・・)











スキビサイト『倫敦組』のマナ様のところから強奪してきた2万hitフリー小説です。
台詞だけで作品を仕上げていらっしゃいます。
管理人的には、カボチャパンツより白タイツ推奨ヾ(´▽`*)ゝ ←引っ込め!