始めてしまいました……連載。しかもオリジナルキャラ・明日香さんが出張ってます。
まぁこの話は、明日香さんがどんな人物なのか軽〜く紹介するためのものですしね。彼女は見ての通りの腹黒です。そしてキョーコちゃん至上主義v
話は原作のACT.9からですね。それまでの話は、蓮キョがないのと尚君が多いので割愛(笑)
こんな感じでほとんどオリジナルと化しますが、宜しくお願いします☆
追憶 「………………」 「キョーちゃん……?」 「あ……あすかちゃん…」 「どうしたの?そんな暗い表情して――って、またあのバカのせいでくそガキ共に苛められたのね…?(怒)」 「ううんっ……ショーちゃんのせいじゃないのっ。『あんたのこと、気にいらないのよ!』っていわれたもん……」 「(それはあのバカがキョーちゃんに馴れ馴れしい態度を取ってるからよ……『学校ではキョーちゃんに馴れ馴れしくすんなv かと言って無視なんてしてみろ?埋めちゃうぞv』って何度言ったらわかるんだあのヴァカはっ!!本当に埋めてやろうかしら……?) ふふっv どこのお嬢チャンかしらね?制裁を食らいたいのはv」 「あすかちゃん……『せいさい』ってなぁに?」 「キョーちゃんはまだ知らなくていい言葉よ。 ……まぁ、知らなきゃいけないような日が来ないことを願うけど」 「?よくわからないけど、わかったわっ」 「いい子ねv じゃあ、(キョーちゃんを苛めた愚か者への制裁は後でするとして)今日の夕飯はハンバーグにしようか?」(にこv) 「うんっ」 「『コーン』君?」 「そうなのっ!すっごくキレイな男の子なのっ!」 「へぇ……どこの子?」 「わかんない。川であった子だもの。でも、さいしょに見たときは妖精かと思ったわっ」 「……川?キョーちゃん、川になんか行ってたの?」 「あ…」 「(――松太郎の前では泣けないから、か。私と一緒に暮らせたらいいんだけど、あのヒトとの契約がなぁ……にしてもあのヴォケっ!!キョーちゃんの性格上、私のところまで泣きに来れるわけないじゃない!わざわざ一人になれるところを探させるなんて……(怒) ホンッッットに役立たずねっ!) 大丈夫よ、怒ってないから。ただ、一人で川の近くに行くのは危ないでしょ?そのコーン君は何歳くらいの子?」 「……わたしより年上で、あすかちゃんより年下だと思う。たぶん、小学校の6年生くらいかな?」 「そっか……それくらいの子が一緒なら、川に行ってもいいよ。(キョーちゃんがその子の前では泣けるって言うのなら、そうさせてあげたいし)」 「ほんとっ!?」 「ただし、一度会わせてね?信用できる子か確認したいから。(信用できない子ならその場で埋めてやるv)」 「うんっ!きっとあすかちゃんも仲良くなれるわ!」 「そう?それは楽しみね」 「あすかちゃ〜んっ」 「キョーちゃん…」 「あすかちゃん、ほんとに行っちゃうの……?」 「うん…ゴメンね?あのヒトとの――姉さんとの約束だから……」 「お母さん……?」 「ちょっと、ね……(私がもう少し大人だったら、あのクソ女から親権もぎ取ってやるんだけどなぁ……) 本当にごめんなさい。連絡も、取れなくなるわ」 「そんな……あすかちゃんがいなくなったら、わたし、ほんとうに泣けなくなるよ……コーンもいなくなっちゃったし……」 「……キョーちゃん」 ギュッ 「大丈夫よ……コーン君に貰った石があるでしょう?あの、『悲しみを食べてくれる石』……あれが、きっとキョーちゃんの支えになってくれる。それに、一生逢えないわけじゃないのよ?」 「……ほんと?」 「もちろん!私が成人して、それなりに稼げるようになったら逢いに来るから。ね?」 「……うん…わかった!じゃあ、それまでのお別れね?」 「そうよ。(あのバカに愛想尽かした)貴女に逢える日を楽しみにしてるわ」 「わたしもっ!ずっっっっっと待ってるから!」 「ありがとう、キョーちゃん………………またね…」 「…………久しぶりに見たなぁ、昔の夢…」 少女時代の夢を見ていたキョーコは、下宿先の『だるまや』の2階で目覚めた。 上半身を起こし、まだ鮮明に残っている映像を思い出す。 「まったく……あの頃の私は本当にバカだったわ…っ!どう考えても、私が苛められてた原因はショータローじゃない!それに『あの人』がショータローを『あのバカ』って言う度に否定してたなんて………あーーーーっムカつくっ! ――って、あ゛あ゛っ!?ショータローについてきちゃった所為で京都に帰れないってことは、もう『あの人』と逢えないってことじゃない!?…………………15歳の私のばかぁぁぁぁぁぁぁっ!!」 己の愚行に対し、激しく自己嫌悪に陥るキョーコ。 あの時は『彼女』がいなくなって随分と時間が経っており、最後に交わした約束もキョーコが幼い頃のことだったため、今日夢に見るまで忘れていた。 「…………どうして忘れてたんだろ……逢いたいなぁ、明日香ちゃんに…」 そう呟いて、しばしの間過去に思いを馳せる。 ――が、それも目覚まし時計に視線を向けるまでのことだった。 「あーーーーっ!?もうこんな時間!?急いで支度して瑠璃子ちゃんを迎えに行かなきゃっ!」 ――――これは、キョーコがラブミー部として松内瑠璃子から受けた依頼の、ロケ当日の話。 この日、キョーコは人生の分岐点に立つこととなる……
始めてしまいました……連載。しかもオリジナルキャラ・明日香さんが出張ってます。
まぁこの話は、明日香さんがどんな人物なのか軽〜く紹介するためのものですしね。彼女は見ての通りの腹黒です。そしてキョーコちゃん至上主義v 話は原作のACT.9からですね。それまでの話は、蓮キョがないのと尚君が多いので割愛(笑) こんな感じでほとんどオリジナルと化しますが、宜しくお願いします☆ |